今夜です☆★☆
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)
■2012年5月12日(土曜)昼 新宿文化センター
新宿・春の楽しいジャズ祭り
・11:30開演(20:30終演予定)
・会場:新宿文化センター
・料金:前売券3,000円 / 当日券3,500円 / 新宿区民割引2,500円
※高校生以下無料(ご入場の際に、学生証を提示してください)
※新宿区民割引を窓口でご購入の際は、住所が記載された証明書(運転免許証など)をお持ちください。
1通の証明書でチケット4枚までご購入できます
昨年は震災の影響で中止となったジャズ祭りが今年帰ってきます!
今回も新宿文化センターまるごと使い切るイベントです
☆12:00~12:40(cozy corner 4階和室)
熊田千穂と銀座キラ星カルテット
熊田千穂(vo) 青木研(bj) 筒井政明(tp) 渡邊恭一(ts.cl) 井桁賢一(sus)
☆14:30~15:10(relaxin' space 地下2階リハーサル室)
後藤雅広 Delta Four・ ゲスト熊田千穂
後藤雅広(cl) 後藤千香(p) 青木研(bj) 小林真人(b)
熊田千穂(vo)
キラ星は今年も4階和室でトップスタートです。
来てくれるのか・・・お客さん、朝イチで最上階よ![]()
不安であります。。。。![]()
来てね、どうか、4階まで上がってきてね!!!
待ってます
さらにあの、「Delta Four」にゲスト参加というとんでもない事になりました。
貴重すぎる時間をご一緒させていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます<(_ _)>
■2012年5月12日(土曜)夜 川崎市民プラザ
市民プラザ BIG BAND NIGHT
The Big Band Of Rogues
スペシャルゲスト 岡本章生(Tp) 熊田千穂(Vo)
入場料 ご予約の場合 2000円/当日 2500円
受付17:00 開場18:00 開演 18:30
歴史ある社会人ビッグバンドThe Big Band of Rogues さんに
岡本章生&ゲイスターズのリーダーでありトランペット奏者の岡本さんと一緒にゲストとして呼んでいただけました。
どうもありがとうございます!
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
日曜昼間のお教室、宣伝期間が短かったこともあり
残念ながら出席人数は多くありませんでしたが、出席者のみなさんからは非常に好評をいただきました。
それが本当に嬉しかったです。
念願の毛利さんとの共演、キラ星もほぼ全員集合の状態で行うことができました。
一部は演奏・二部は講座、という形をとりましたが、
本当は一曲演奏するごとに毛利さんと私と青木さんが対談しながら進める感じで、より勉強会っぽく進めたかったなあと思ってます。
それにしても、毛利さんのお話のやさしくわかりやすいこと。
初心者な質問にもユーモアたっぷりに、でもしっかりと答えてくださいました。
本当にもっと沢山の人にお話聞いて欲しかったな。
それにアシスタントのヨーロー堂ともちゃんも大活躍してくれましたね。
エプロン姿での登場がチャーミングでした♪
浅草ヨーロー堂&銀座キラ星カルテットコラボ企画
熊田千穂と銀座キラ星カルテットの
ノンシャラン音楽教室
日時:3月18日
会場:ヨーロー堂2階
ゲスト:毛利眞人 氏
出演:熊田千穂と銀座キラ星カルテット
熊田千穂vo
青木研bj/gt
筒井政明tp
斉藤チホvln
井桁賢一sus
加藤亜依perc/xylophone
アシスタント:ヨーロー堂 トモコ
さてすっかり日にちがあいてしまいましたが、「ノンシャラン音楽教室」復習いたしましょう。
ノンシャランでは、お客様にプリントをお配りしました。
毛利さんのプロフィールや、ジャズソングの歴史についてポイントとなること少々。それからキラ星の演奏メニューも。
いつも演奏曲目を書いたものなどは配らないで何がでるかな状態でやるんですが、いつもより曲名覚える勢いで臨んでいただきたくて(笑
☆ご挨拶
こんにちは
ようこそご来場いただきました。
キラ星新企画ノンシャラン音楽教室はゲストに先生をお招きし、キラ星メンバーとお客様が生徒となって昭和初期の音楽や文化などについてちょっとお勉強してみましょうかというものです。
これまでライブさせていただいてきた中で、ジャズソングを入口に皆様に少しずつ昭和初期というものに興味をお持ちいただけてきているような、気がしています。
振り返っても遠く見えにくいけれど、戦争の向こう側には今の私たちが想像するセピア色ではない彩りゆたかな日々がありました。その中で生まれた、特に「ジャズソング」にときめいて発生した楽団がキラ星カルテットなわけですが、音楽とはなべて風俗・文化・生活すべてと絡み合っているもの。入口に立ち覗き込めば深く果てない迷路のように見たことない世界が広がっているのでした。
・・・など申しますと長々としそうですし、ここは一つ詳しい人に思いつくままに聞いちゃおうというのがノンシャラン音楽教室なのです。
ちなみにノンシャランとはフランス語<nonchalant>気ままに、のん気に、さりげなく、などの意味で昭和初期にお洒落に使われた言葉です。
☆この日の先生は、音楽史研究家の毛利眞人さん。
1972年、岐阜県郡上八幡生まれ。高校時代より地元紙にコラムを寄稿。大阪芸術大学中退後中古レコード店勤務を経てライターとなる。
戦前昭和のクラシックと軽音楽にたいする造詣は深く、なかでも貴志康一と二村定一の研究では余人の追随をゆるさない。2001年より10年間、NHK関西発ラジオ深夜便で「懐かしのSP盤コーナー」を担当。
またビクター、コロムビア、テイチク、キングの4大レーベルからリリースされたCD「ニッポン・モダンタイムス」シリーズの企画・選曲・解説に加わるなど復刻CDの原盤提供、データ監修を積極的に行っている。
著書・「貴志康一・永遠の音楽青年」(国書刊行会)「ニッポン・スウィングタイム」(講談社)「砂漠に日が落ちて~二村定一伝~」(講談社)
ここからもご覧になれます↓
http://www.ustream.tv/channel/
熊田千穂と銀座キラ星カルテットのノンシャラン音楽教室vol-1-ゲスト毛利眞人
*演奏MENU*
熊田千穂と銀座キラ星カルテット for Nonchalant Music Room
・雨の中に唄ふ ―Singing in the rain―
Arthur Freed作詞.Nacio Herb Brown作曲.堀内敬三 訳詞 日本ビクター・ジャズバンド
・思ひ出 ―Among my souvenirs―
Edger Leslie 作詞.Horatio Nicolls作曲.深澤五郎 訳詞 Thomas Missman編曲.コロムビア・ジャズバンド
・ティティナ ―Titina―
Charles Chaplin作詞. Leo Daniderff作曲.三根徳一訳詞. 三根徳一編曲.テイチク・ジャズ・オーケストラ
・テルミー ―Tell me―
J. Will Callahan 作詞.Max Kortlander作曲.妹尾幸陽 訳詞
・雨 ―Rain―
ユージン・フォード作曲.レッド・ブリュー・クラブ・オーケストラ
・ドリゴのセレナーデ ―Les Millions d'Arlequin―
Riccardo Eugenio Drigo作曲. 堀内敬三 訳詞
・ヅボン二つ ―One pair of pants at a time―
Cliff Friend 作詞.James V. Monaco作曲. 石津豊 訳詞.コロムビア・オーケストラ
・オレンヂの花咲く頃 ―Orange blossom time―
Joe Goodwin 作詞.Gus Edwards作曲.堀内敬三 訳詞.アーネスト・カアイ・ジャズバンド
・あほ空 ―My blue heaven―
George Whiting作詞. Walter Donaldson作曲.堀内敬三 訳詞.井田一郎 編曲 ビクター・ジャズバンド
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ust撮影をしたのは今回が初めてなもので、私とか筒井さんとか、肝心の毛利さんまで顔が白く飛んじゃってのっぺらぼうなんですけども(涙
雰囲気だけでもつたわりますでせうか。。
長いですが、後半に送っていただきますと、毛利さんの講座がちゃんと聞けます。
念願といいますか、思いを募らせていた企画のために毛利さんがわざわざ大阪よりお越しくださり力を貸してくれたこと、キラ星のメンバーも参加してくれたこと、きっかけをくれたともちゃん!!皆に感謝です。
それから、ヨーロー堂社長!ust映像中、毛利さんのお話に合わせるようにうまい具合に本やCDがカメラ前に出てきますが(笑)あれをやってくださったのは全部社長です。
ほんと、恐縮![]()
どうもありがとうございました。
こういうやり方でお客様と一緒にじっくりジャズソングに近づいてみる機会を作れるとほんとうはいいんだけど。
今回の企画は、面白いものだったと思います。
忘れちゃいけないのは、キラ星に初めて女性メンバーが増えたってこと!
ポーズしすぎですけど
・・・ですけど。
終演後、打ち上げをしましょうということになり近くの居酒屋さんに行きました。
ヨーロー堂の片付けをしてから遅れて合流する予定だったともちゃんから着信が。。
「くまちゃん!いまね、多分瀬川先生がお店にいらしてるよ。あの人多分、瀬川先生だと思うんだ」
毛利さんと青木さんと一緒に慌ててお店に戻り、「瀬川先生!!」と声をかけたら
「ああ、熊田さん。会はどうでしたか?間に合わないと思ったけどね、一応場所はみておこうと思って」と。
もう、びっくりです。
毛利さん、青木さん、ともちゃん、私の四人でヨーロー堂二階の会場にご案内し、「このような風にやらせていただきました」と説明し、一階に降り、
「コーヒーでも飲まない?」
と誘ってくださった先生を「実は近くの居酒屋に全員おります。コーヒーもあると思います」とお誘いさせていただきました。
しかしコーヒーはなくて、、
(コっ、コーヒーくらい用意しといてよね居酒屋さん!
)
そのかわりお茶の種類がたくさんあるお店で、玄米緑茶とフライドポテトを召し上がりながら瀬川先生は終始にこにこと同席くださいました。
瀬川先生が「これが大好きでね、僕は」とフライドポテト。
マクドナルドに買いにいったりされるそうで、
その意外性が素敵で私はさらにポテト好きになりました(笑
だって瀬川先生も好物なんだもん、私も我慢しないわ。
もうカロリーなんか気にしないぞ。
そんなわけでみんな刺身やから揚げを差し置いてやたらポテトを食べまくり、大皿をいったい何枚空にしたことやら。。。
毛利さんにとってももちろん瀬川先生は憧れの人です。
これ、いい写真だなあ
うれしい。。
全員集合!井桁さん何のポーズっ
打ち上げには保利透さんも来て下さいました。
瀬川先生を囲んで。
「私も私も!」と2ショットをせがんだものの顔が疲れてる熊田。。
毛利さんの著書二冊、絶賛発売中です。
毛利さん、感謝を伝えきれません。
ほんとに、伝えきれません。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
まもなくです。
熊田千穂と銀座キラ星カルテット
「The Music Travels Around The World」
お待ち申し上げております!
■2012年5月15日(火曜日)渋谷JZBrat
熊田千穂と銀座キラ星カルテット
「The Music Travels Around The World」
開場/開演
Open 17:30
・1st 19:30
・2nd 21:00
料金
・入替なし¥4,000
熊田千穂(vocal)
青木研(banjo・guitar)
筒井政明(trumpet)
渡邊恭一(tenorsax・clarinet)
齋藤チホ(violin)
加藤亜依(percussion)
井桁賢一(sousaphone)
会場:JZBrat
http://www.jzbrat.com/
渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階
ご予約受付開始しております!!!
・JZBrat 電話予約 → 03-5728-0168(平日15時~21時)
・JZBrat ウェブサイトは →こちら
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
iphoneにして10日あまり。
まだまだ慣れません。ほんとに慣れません。。
平成中村座の四月大歌舞伎、昼の部も夜の部も今月観ました。
なんて贅沢なことだ!
通し狂言「小笠原騒動」を観たのはまだ四月の初めごろ。
中村座に向かう道は桜とお花見客であふれてました。

七之助さんの美しさと橋之助さんの二枚目ぶりと、名前は忘れてしまったけれど子役のそれはそれは見事に大役をこなす器量などにときめき、なにより数年ぶりの歌舞伎、しかも小屋は中村座!というシチュエーションに満たされながらも「今月中にまた来るんだ・・・法界坊を観に!!ぎゃ~嬉しい!!」と思いながら帰路についたんでした。
そして今日、すっかり葉桜になった並木下を歩いて再び中村座へ。
もかこと一緒に「法界坊」です。
「白」「柿色」「黒」の引き幕は中村座だけの伝統の色
学生時代、歌舞伎を観てがく然としました。
「ここにこんなになんでもあるなら小劇場とかやろうとしてる人たちとか、私みたいに日芸なんか入って演劇勉強しようとしてる人ってほんと無駄じゃん。ばかじゃん。」
と思ったのです。
そういや舞台芸術概論の目代教授が言ってたなぁ、藤崎先生あたりも言ってた気がする。
それはつまり要約すると「役者やりたくて日芸に来た?歌舞伎役者をごらんなさい。あなた達なんて、すでにゴミですよ」ってこと。
まったくもっておっしゃる通りなんだよなあと、今も思うわけです。
歌舞伎を観てしまうとね。
今回の法界坊もまた、素晴らしかったです。
全力でオールスタンディングオベーションでした。
演出は串田さん。
千秋楽だった今日。
勘三郎さんが客席に向い挨拶をしました。その中で印象的だったのが
「12年前、はじめてここ隅田川沿いに中村座を建てました。そして法界坊をやりました。その当時は知らなかったんですが、中村座が初めてここに引っ越しをしてきて最初に演った演目が法界坊だったそうです。縁を感じます。」という言葉。
「中村座が初めてここに引っ越してきた」頃ってのはつまり江戸時代頃だと思います。
なんていうかね、私、「あ、歌舞伎の人でも、しかも勘三郎さんでもそういうこと知らなかったりするんだなあ」って思ったんです。
だって最初の演目って大事と思うじゃない?
でもそういうこと知らないままでも、「中村座をもう一度隅田川のそばに建てたい!」と思って実行して、最初の演目には「法界坊」を選んで、、、。
そうなんだなあ、と思ったのです。
私はつい最近までジャズソング関連について「そんなことも知らないの?」って言われてはいけないと強く思ってた部分がありました。
浅はかな自分をさらしっぱなしなのはよくないと。
別に最初から詳しくて歌い出したんではなく、歌いたいものがジャズソングだったから後から知識が入りだした感じなんですけど、詳しい人に出会ううちになんだか固く考えだしていたんですね。
それを打ち破ってくれたのが毛利眞人さんです。
毛利さんてあんなに博識で専門家で本も三冊も出してるのに、イベントでお客さんの前でマイク持って話してる時でも、対談相手の話に知らない曲名や音楽家が出ると「それ、何ですか?僕知らないのです」って言うんです。
「ええ?うそでしょう?」って対談相手も驚きますが、「ほんとに知らないのです。教えて」と毛利さん。
その素直さに思わずお客さんの方が動揺するくらい。
毛利さんが知らないような事なんて、ざっくり見ても会場のお客98%は知らないでしょう。
でも、みんな顔だけはもっともな表情して聞いてるわけです。私も含めてね。
そこで当の毛利さんが「知らない。教えて」って言っちゃうんだもん、お客さんもびっくりだよね。
それでどうなるかっていうと、「知らないものは知らない顔して聞いていていいんだ」って感じで空気が柔らかくなって、新たに話を聞けるのです。
それ正しいなあ素晴しい姿勢だなあ、それでいいんだよなあ、と私は気付いたし、勘違いな自分が恥ずかしくなりました。
別に誰にも「博識であること」なんて求められてないのに。
馬鹿だよねぇつくづく、、、。
「ああ、知っていますよ」と涼しい顔で答えて、帰ってから必死で調べるってのもまたいいですけど。かっこいいですけど。
私はかっこつけないで勉強していこうと思います。
先日やった「ノンシャラン音楽教室」という企画はそういう意味でも毛利さんに影響を受けて考えたものです。
12年前の中村座「法界坊」、観てるんですよ私。
チラシもあるのだ!
アラーキー撮影の
あ、ぼろぼろでごめんなさい。
これ、実は当時稽古していた芝居の台本(しかも洋物)の表紙に貼ってたんです。勘九郎さん(当時はまだ勘三郎ではなかった)と串田さんが好きすぎて(汗)
あと、かなり若気の至り的な反抗心もあり・・
この行いについては当時からもかこにドン引きされていました![]()
演出の麻衣子、ご、ごめんね![]()
でもブラック・コメディは楽しかったのだ。
総実の中で一番印象的な作品だったのだ。
この時も、もかこと観に行きました。
なのに彼女全然覚えてないのよ!
当時もかこは全く歌舞伎に興味がなくて、「演出が串田さんだから行こうよ!」という私の誘いに乗って一緒に行ったものの全然入り込めなかったらしいです。
「あたし、歌舞伎がこんなに面白いことになぜ気付かなかったんやろ。。」って今日は何度も言ってました(笑)
終演後、客席にいた串田さんにもかこと二人で「串田さん!!!」と叫んで大きく手を振ってから帰ってきました。
串田さん「あいつらまたいるっ」ってびっくりしてた、たぶん![]()
アンヂェラスでもかことお茶してから地下鉄に乗り、私は日比谷へ。
日比谷公会堂アーカイブカフェへ行きました。
ここは宝の山なのよ。
無造作に重ねてあるのはSP盤が入ってた袋
去年から何度か訪れているここ。
前回は毛利さんと来たんでした。
山田店長と私が同い年ということが今日判明。
この人ほんと素敵な人なんだよね。。
みなさんぜひ行ってください。最高級の蓄音器を回しながら(しかしながら最高級であることにご本人が気付き出したのはおそらく最近!)コーヒーを入れ、一人お店を切り盛りする山田さん、興味深い方です。
今日は蓄音器はメンテナンス中とのこと。
私のCD「Sing Me A Song」をかけてくださいました。
「けっこうよく流しているんです、合うんですよここに。」だって!うれしい。
カフェにある素晴らしい蓄音器、
大事な部品が修理に出されているのは銀座の蓄音器専門店「シェルマン」。
カフェ閉店後シェルマンに部品を受け取りに行くという山田さんにお誘いいただいて、初めて行ってきました。
シェルマンて、でも私知ってるんです。
12年前にお世話になっているんです。
お店に行ったことはなかったけれど。
雨の中、日比谷公園から銀座を抜け、工事中の歌舞伎座の前を通り、学生時代に歌舞伎を観せてくれた祖母とお茶をした文明堂カフェのかどを曲がりまっすぐゆくと、ありました。
「シェルマンの蓄音器」
もかこと私にとって忘れられないものなのです。
12年前、私たちは銀座で初めて「花よりタンゴ」(作・井上ひさし)を上演しました。
「上海バンスキング」みたいに生バンドを入れたいという夢はめいっぱいあったけど初めての自主公演、そんな余裕はなく、そもそも音楽家の知り合いなんていなくて、「せめて蓄音器をどうしても置きたい!」と思っていました。
しかし蓄音器なんて道具屋で貸りたら高い。。。
お話の舞台になってる銀座の街を知りたくて、用もないのにわざわざ所沢から出向いては銀座を歩きまわってた私たち。
演出担当のもかこは作品研究のためにと私よりずっと頻繁に銀座に行っていました。
そんな街歩き(練り歩き?)の最中に
「蓄音器専門店をみつけた!」
というのです。しかも
「こういう舞台を銀座でやるのでどうしても蓄音器が必要なんです!数日貸していただけないでしょうか?ってお願いしたら、タダで貸してくれることになったよ!」というではないですか!
稽古場にいた全員が驚き大歓声を上げました。
そのお店がシェルマンなんです。
搬入・本番・搬出、蓄音器に対して全員が常に細心の注意を払い大事にしていたのをよく覚えています。
存在感は抜群で、観劇アンケートに「蓄音器よかったです!」てコメントがあったほど。(そりゃそうだよな~)
あんなに気を付けていたのに、それなのになぜか、いざシェルマンに返却となった時に大事な部品(ねじ一本だったと思います)がなくなっており、それだけはどうにもならず部品代3万円だけお支払してゆるしてもらえたのだと、もかこは未だに私に言います。
「あんなに気を付けていたのに何でなくなっちゃったんだろう、本当にショックだった」と。
それにしても得体の知れない学生によく大切な蓄音器を無償で貸してくれたものだと今も思うのです。
そんなシェルマンに今日行くことになるなんて。
山田さんにはそんな長話はまさかせずにだまってついていったんですが、お店にいらした安藤さんという店員さんに私のことを「この方ジャズ歌うんです」と紹介してくださり、安藤さんもご丁寧に名刺をくださり、名刺を切らしていた私は5月キラ星ライブのフライヤーを名刺代わりに渡させていただき、、、とかやってるうちに私、喋りだしてしまいました(゚ー゚;
だってここは本当にシェルマンなんだもん。
フライヤーには「銀座キラ星カルテット」って書いてあるんだもん。
「銀座キラ星カルテット」っていう名前はね、もともとは「花よりタンゴ」をやった時の劇団名なんです。
ああ今ここにもかこも一緒にいたらばなあ!
安藤さんは唐突に喋り出した上に止まらない私に驚きながらも丁寧に話を聞いてくださいました。(どうもありがとうございました)
「12年前は、私はここにはいなかったのですが、、、、、そういう話を店主から聞いた気がします。 ああそうですね、学生にタダで貸したって話、聞きました。ああそうなんですか!」
嬉しかったです。
直った部品で試聴をするということで、
「じゃあジャズもかけましょう」とSP盤を選んでくださいました。
*ピエール・フルニエ へ長調のメロディ
*ビリー・ホリデイ Sugar
*ポール・ホワイトマン 思い出
*ポール・ホワイトマン ラプソディ・インブルー
とてもゆっくり時間をくださった安藤さん。
蓄音器のお話も沢山聞かせてくださいました。楽しかった!!
他になにか聞きたいものはありますか?と言ってくださったので「ポール・ホワイトマンありますか?」と聞いてみたらすぐに出して下さいました。
(二村・・・とか言ってみようとちと思ったけど
気取ってみたよ)
ビリーホリデイは右手にある蓄音器、ポールホワイトマンは左手にある蓄音機で 。(名前忘れた・・)
左の蓄音器、すごかったな。。楽器ソロ、一台一台の楽器が目の前に現れるみたいでした。
「これを一人で聴くのはもったいないっていつも思ってたんですよね。。」
山田さんが言いました。
どうもありがとう、山田さん。
100年以上経っているものをアンティーク、100年以下の経年はヴィンテージというそうな、知らなかったです。
ここにあるのはアンティーク。
12年前、このお店に飛び込んだ学生もかこに蓄音器を貸してくださったのは店主、磯貝社長。
今日はいらっしゃらなかったけれど、どうぞよろしくお伝えくださいと挨拶させていただきお店を出ました。
12年前に上演した舞台は3年半まえに再び銀座で上演し、そのときは生バンドを入れました。
あの時の学生はその後小説家になり新潮社からデビューしました。
音がすぐに狂うレトロなピアノ一台で歌っていた役者は、腕ききプレイヤーの集まるバンドで歌うようになりました。
それでもやはり舞台上に蓄音器が欲しくてたまらなくて、でも無償で貸してくれたのに部品をなくすという失態をした以上もうシェルマンには行けない(!!)ということになり、私がヤフオクで19800円の蓄音器を購入し、蓄音器操作に詳しいバンジョー奏者青木研がSP盤をかけました。
念願の生バンドを入れたのに、安物でもいいからどうしても「蓄音器」が欲しいと私たちが思ったのは、12年前のシェルマンの蓄音器のすてきな佇まいや存在感を強烈に覚えていたからです。
ゴミみたいな役者だったかもしれないけど、本物に触れさせてもらえていた。
だから、忘れずにいられた。
そういうことなのかもしれません。
磯貝社長、改めてすごい方だなあと思います。
なかなか、できないよ。そんなこと。
私もそんなきっかけをいつか誰かに渡せるようになれたら。なれたらな。
法界坊に始まって、思いもかけず12年前に結びついていった一日でした。
どうもありがとうございました。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
4月5日(水曜)、
新大久保の楽器屋さんDUCの地下にあるホール Space Doにて
岡本章生&ゲイスターズのライブがありました。
昨年夏、モントレージャズフェスティバル in 能登 でのライブ以来、久しぶりのゲイスターズライブ。
去年多く演奏したハリー・ジェイムス楽団のレパートリーに今年はレイ・アンソニー楽団のナンバーも加えて、たぶん、だんだんと岡本さんが演奏したいビッグバンドの選曲をどんどん増やしまとめていっているところなんじゃないかなという気がしました。
私は昨年4回ご一緒させていただき、今回が5回目です。
初めてご一緒したのが昨年一月末でした。
昨年一年はほんっとにいろんなことがあったよなぁ・・・・
などという感慨にひたる余裕はもちろんありませんよ今回も。
でも、ゲイスターズのライブは本当にかっこいいのです。
MCでも話しましたが(そしてあっさり流されましたが!!あのタイミング・・・・さすが黄金番組「8時だよ!全員集合」を支え創ってきた岡本さんである)出番がくるまで控室にいるのがいやです。客席で聴いていたい。
歌いたいし聴きたいし、、がせめぎあう。。
1st set
Singing Winds (バンドテーマ)
Mr.Anthony's Boogie
You Made Me Love You
Skyliner
Harlem Nocturn
Opus One
Dream Dancing
Begin The Beguine
I've Heard That Song Before (vocal)
It's Been A Long Long Time (vocal)
Don't Be That Way
2nd set
Let's Dance
This Love Of Mine
Nica's Dream
Joy Spring
Sentimental Journey (vocal)
Love Is Here To Stay
My Favorite Things
セカンドセットのThis Love Of Mine、初めて聞く曲でしたが、
一番印象的でした。
岡本さんのトランペットの音色が本当に美しかったですね。
同じトランペットという楽器でもいろんな色がありますが(見た目のハナシね)岡本さんのトランペットってとろっとした金色にぴかりと光ってるんです。
見た目と音色がぴったりだなと思いました。
華やかだけど、品のある音がホールに響きました。
バンドテーマがSinging Windsってのがまた素敵だよね。
私はリアルタイムを知らないのですが、この曲はある世代の方にとっては流れた途端に思い出が一気によみがえるような曲なんだそうです。
文化放送で流れていた「S盤アワー」というラジオ番組のクロージングテーマになっていたこの曲は、ラルフ・フラナガン楽団のナンバー。
「唄う風」
まさに。
「S盤アワー」を知らない私までこの曲が流れると我知らず心が潤むのは、曲の力だよね。
そして今回も楽しみにしていたSkyliner!
Singing Windsといい、Skylinerといい、曲とタイトルってやっぱ合ってなきゃダメよねと思うんでありました。
それから、私はゲイスターズの演奏するこの曲のファンなのですが、
Joy Spring。
クリフォード・ブラウン作曲のこの曲は早いテンポで演奏されることが多い気がします。
でも岡本章生&ゲイスターズが、編曲家にナット・ピアースを迎えて共作した1981年発売のアルバム「八季」に収録されたこの曲は、とってもスロウです。
昨年神田TUCで共演させていただいた時に初めて演奏を聴き、後日岡本さんに音源をお借りして今も聴いているのですが、こんなに色っぽいJoySpringは他にないと思います。
大人のJoySpringです。
残念ながらLPのみで、CDが出てないんですが、う~んなんとか復刻CD出てほしいなあ。。
youtubeに音源ありました。
気分がいい時、思わずゆっくりと口ずさんでしまうんだよねこれ。
Joy Spring / 岡本章生&ゲイスターズ
さらに、ゲイスターズにしか演奏できないスタンダード達。
岡本さんが「あいつは天才」と仰る、サックス貫田重夫さんがアレンジしたかっこよすぎるナンバー達。Nica's Dream、Love Is Here To Stay、My Favorite Things・・。すごい緊張感。
優雅なムードと緊張感が同時にあるライブでした。
そんな中で超・超・王道スタンダードナンバーを歌わせていただけたことを誇りに思います。
写真は常見さんが撮影してくださいました。
ほんとにどうもありがとうございます。
本番写真ってなかなか、ほんと、ないのです![]()
常見さんが撮影された写真の中で、この一枚を見て「あ!」と思いました。
岡本さんてよくこの姿勢のこの視線の感じで立ってらっしゃると思う。。そして自分のパートがくるとすっと吹く。で、あのけっこう際どいMC。
絶妙っす。
これは終演後に私のカメラで撮ってもらったミーハーなやつ
たくさんの方にご来場いただき、感謝です。
今回は「ビッグバンドで歌う熊田を一度見てやろう」という人達にも来ていただけてほんとうに嬉しかったです。
どうもありがとう!!
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
■2012年4月22日(日曜)
味処 千加
台東区上野1-13-8東亜ビルB1(JR御徒町駅北口徒歩3分)
03-3835-0625
START 19:00予定
小林淑郎(clarinet) / 小林真人(bass) / 吉原聡(gt, banjo)
御徒町にある居酒屋さんにて毎月豪華メンバーで代わる代わるジャズライブが行われているという噂は聞いていたのですが、今回お声がかかりお邪魔することになりました。
なにせ詳細がはっきりしないもので、スケジュールに載せるか迷ったのですが![]()
上記のトリオプラス、メインでお琴の奏者の方が演奏されるそうです。
で、私も歌います。
どうなるのか私もまったく想像ついてないんですが、クラリネット小林淑郎さん、ベース小林真人さん、ギター吉原君て、たしかに豪華メンバーです。
お琴というのもまたすごいですね、初共演です。
ええと、ご興味お持ちいただけた方は私までご連絡ください<(_ _)>
■2012年5月9日(水曜日)IZUMI 六本木
関根敏行(p)落合康介(b)森郁(vo)熊田千穂(vo)
演奏時間:①20:00~ ②21:20~ ③22:40~ (3ステージ)
MC:\3,500-
六本木の老舗ピアノバー・IZUMIに出演します。
大ベテランの皆さまの中にご一緒させていただき、初出演です。
この日はものすごく久しぶりに「ジャズソングじゃない熊田」だと思います。
三つの条件が重なり、大変緊張なのであります。ほんとに。
応援にいらしていただけましたら幸いです!
■2012年5月12日(土曜)新宿文化センター
新宿・春の楽しいジャズ祭り
・11:30開演(20:30終演予定)
・会場:新宿文化センター
・料金:前売券3,000円 / 当日券3,500円 / 新宿区民割引2,500円
※高校生以下無料(ご入場の際に、学生証を提示してください)
※新宿区民割引を窓口でご購入の際は、住所が記載された証明書(運転免許証など)をお持ちください。
1通の証明書でチケット4枚までご購入できます
昨年は震災の影響で中止となったジャズ祭りが今年帰ってきます!
今回も新宿文化センターまるごと使い切るイベントです
☆12:00~12:40(cozy corner 4階和室)
熊田千穂と銀座キラ星カルテット
熊田千穂(vo) 青木研(bj) 筒井政明(tp) 渡邊恭一(ts.cl) 井桁賢一(sus)
☆14:30~15:10(relaxin' space 地下2階リハーサル室)
後藤雅広 Delta Four・ ゲスト熊田千穂
後藤雅広(cl) 後藤千香(p) 青木研(bj) 小林真人(b)
熊田千穂(vo)
キラ星は今年も4階和室でトップスタートです。
来てくれるのか・・・お客さん、朝イチで最上階よ![]()
不安であります。。。。![]()
来てね、どうか、4階まで上がってきてね!!!
待ってます
さらにあの、「Delta Four」にゲスト参加というとんでもない事になりました。
貴重すぎる時間をご一緒させていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます<(_ _)>
■2012年5月15日(火曜日)渋谷JZBrat
熊田千穂と銀座キラ星カルテット
「The Music Travels Around The World」
とうとう、今度こそ絶対全員集合です。
一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております!!
ご予約受付開始しております!!! ・JZBrat ウェブサイトは →こちら
・JZBrat 電話予約 → 03-5728-0168(平日15時~21時)
熊田千穂(vocal)
青木研(banjo・guitar)
筒井政明(trumpet)
渡邊恭一(tenorsax・clarinet)
齋藤チホ(violin)
加藤亜依(vibraharp・percussion)
井桁賢一(sousaphone)
開場/開演
・1st Open 17:30 Start 19:30
・2nd Start 21:00
料金
・入替なし¥4,000
会場:JZBrat
http://www.jzbrat.com/
渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (1)
今日からちょうど一か月後の5月15日火曜、
熊田千穂と銀座キラ星カルテットライブ
「The Music Travels Around The World」が渋谷JZBratにて開催されます。
全員集合します ☆☆☆☆☆☆☆
どうか皆様にも集合していただけますように。
よろしくお願い致します!!!
熊田千穂と銀座キラ星カルテット
■2012年5月15日(火曜日)渋谷JZBrat
熊田千穂と銀座キラ星カルテット
「The Music Travels Around The World」
熊田千穂(vocal)
青木研(banjo・guitar)
筒井政明(trumpet)
渡邊恭一(tenorsax・clarinet)
齋藤チホ(violin)
加藤亜依(vibraharp・percussion)
井桁賢一(sousaphone)
会場:JZBrat
http://www.jzbrat.com/
渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
4月5日木曜夜
岡本章生&ゲイスターズのライブがあります。
岡本さんの指揮するゲイスターズのサウンドをぜひ聴きにいらしてください。
かっこいいです!
プロのビッグバンドを生で聴く機会ってなかなかに少ないかと思われます。
ほんとに、お勧め致します!
■2012年4月5日(木曜)新大久保・Space DO
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
毛利さんの「ニッポン・スウィングタイム」をもう一度読みながら18日ノンシャランの内容を決めていく。当たり前ですが膨大な歴史。
大正期、昭和初期の文化・芸術・音楽・生活を振り返ろうとするとどうしても「第二次世界大戦」という壁の向こう側を見ようとする事になる。
戦前の文化・芸術に触れるたび私は「戦争がなかったら」と思ってしまう。
「戦争について」。
正直言って、どうしたって「後ろ髪に軽く風が吹いたかな?」程度の感覚の世代だと思う、私たちは。
いくら資料を見ても、悲しい体験談を聞いても、映画を観ても、実際には経験していないのだから。
でも、戦前の素晴らしい絵や、音楽、写真、映画、ファッション、それらから伝わる人々の豊かで繊細な感性や、現代には見られないような明るく優しいユーモアや、刺激的な力強さに触れたとき、心から「戦争さえなかったら」と思う。
あれらの物を生んできた営みが、一旦すべて中断され壊され否定され白紙にされた事や、もう取り戻せない沢山の形のない物のことを思う。惜しむ。
8月が近づくたびに体育館や集会室に集合し、戦争についてのお話を聞いたり映画を観たりしていたあの頃よりずっと強く。
・・・こんなことを書こうと思ったんじゃなかったんだけど長くなってもた
(・_・;)
ええと、とにかく膨大で、ノンシャラン音楽教室の限られた短い時間でどこまで触れられるかなと思っています。
一回じゃ全部は無理なのは当たり前なんだけど、
今回の教室の先生は毛利さんご本人だからつい欲張っちゃいそうになる。
短い時間内で面白く伝えられる内容を絞るのは難しいな~と思いながらまとめてます。
そしてつくづく面白いなと思うのです。
戦争という壁の向こうに見えにくくなっている日本の文化と日本人。
実は戦時下でも細々と、でもたくましく文化活動が続けられていたこともにもいつか詳しく触れてみたいな。勉強しなきゃなのですが。
ああこういう感じに書いてるとなんか真面目風で難しそうな感じになる?
そんなことないよ、だってノンシャラン音楽教室だもん。
平成の大井蛇津郎(おおい じゃずろう と読みます。「大いにジャズろう!」の意味。昭和初期、そういう名のジャズ評論家がいたのです。)こと毛利眞人さんをゲストに迎える
「熊田千穂と銀座キラ星カルテットのノンシャラン音楽教室vol.1」は間もなくです!
毛利さんブログに掲載いただきました。⇒音盤茶話
ありがとうございます!
会場はこちら⇒ヨーロー堂
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント