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2007年6月の8件の記事

2007年6月30日 (土)

Ann Sally さん

アン・サリーさん、大好きなアーティスト。
出会いはなんと、「世界の車窓から」。
私の、ややこわれぎみな気のするこの耳は、それでも彼女の声をばしっとキャッチし
「なんだこれはっ!」
TV画面右下のアーティスト名を即チェックし、忘れないうちにすぐに手元にあったクリネックスの箱にボールペンで走り書いた。

最近観る機会がへったけど
「世界の車窓から」って好き。
子供のころからおばあちゃんと楽しみに観ていた。
私の家のティッシュの箱は走り書きだらけ
テレビをみていて気になった事をなんでもすぐに書き留めるおばあちゃんのくせはちゃんと私に移ってる。


アン・サリーさんの新しいアルバムになんと、「翼」が入っていると知り私はまたも驚いた。
どうしてどうしてどうしてこの人とはこんなにも好みが似ているのだろう??
までだってDuwrite Mayのレパートリーとめちゃめちゃかぶるので、ちょっとくやしかったくらいだ。ちょっとじゃないな。
だって、「今度この曲やろうよ」と決めて準備していると数日後に
「千穂ちゃん・・・アン・サリーがすでにやってたよ。。」
と信太郎くんから連絡が来たりするのだ。
「ええ!?また??」

いやー競ってるわけじゃないんだけどさ・・(競ってどうする・・・)
「星影の小怪」
「Both sides Now」
「Alleluja」
「Days of wine & Roses」
「Smile」
「I wish you love」
彼女のテイクがあんまりにも素晴らしくて、「ほんとに素敵だ、この人」とDuwrite Mayそろって聴き入ってしまうので、さて自分はどうやろうかと考えるのは楽しくもあるけれども難しく、自分で自分にプレッシャー(笑)

でもね、アルバム毎に彼女に新しい素敵な曲を教えてもらうのが、私はすっごく楽しみ!!
・「Haven't We Met」
・「レインボー・シー・ライン」
・「週末のハイウェイ」
・「三時の子守唄」
・「こころ」
・「5/4samba」
・「A Menina Danca」
などなど他にもたくさん。

「蘇州夜曲」や「Midnight at the Oasis」なんかの差込具合にもかなりやられる。

そしてきわめつけは!!!
アルバム「Brand New Olreans」

「ニューオリンズ物まで!?」
CD屋で腰が抜けそうになったよ・・・・・いや、抜けたよ!

彼女は医師としてニューオリンズで仕事をしていたし、彼女の音楽の愛し方を考えるとなるほど、うれしい!って感じなのだけど
ほんとうにどこまでかぶるのかしら?????

そして今回、武満徹さんの「翼」ときたらもう笑うしかないよ!

正直、ややマニアックなつもりで演奏してきました。
ほんとにいい曲ですよね。
石川セリさんのあのアルバム、聴いたんですね。素晴らしいですよね。(話しかけてるんです・・・)

あと「椰子の実」も入ってるんだって。


もしもいつかお会いできたら、私、きっとアン・サリーさんとすごく仲良くなれる気がする
なんか、鳥肌たっちゃう

だって、こんなにも好きなものが似ているってありえないよ!
新しいアルバム、オリジナル曲も入ってるんだって、どんな曲か楽しみです!
オリジナルまでなんだか似てたらどうしますか信太郎くん・・?
アン・サリーさん、そしたらもうDuwrite May、どんなことしてでも会いに行きます!!!!!!

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2007年6月28日 (木)

世田谷線にのって ~ 「The Bee」

 初めて世田谷線に乗りました。いい乗り物だね。
下高井戸から三軒茶屋まで。
家々の隙間から緑がはみだしていたり、あじさいがもこもこ咲いてたり、ゆったりしてて東京じゃないみたい。世田谷ってあんななのか。。。
ドアが足元までガラス張りで、明るい。
ずっと立って外を見てたら、公園でキャッチボールをしようとしてるサラリーマンと目が合った、
なんとグローブをはめたまま手を振ってくれた。(の、のどかっ!)

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三軒茶屋・シアタートラムに「The Bee」という舞台を観にいった。
桃果子と。
ここ数年、舞台は知り合いが出ているもの数本しか観にいっていない。
舞台関連の情報を求めることも一切しなかったし。
 野田秀樹・出演、演出、そんな大物な舞台作品、何年ぶりだろ?数えたくないな。
でも久し振りに、観に行きたくなった。
シアタートラムって、いい劇場で、大きさも程よく、デザインもお洒落すぎず、舞台としてとてもいいところ。


「The Bee」、面白かった。
主な舞台装置は大ーきな紙一枚。
最後は登場人物もなにもかも全てが、それにくしゃくしゃっとくるまれて終わってしまう。
1時間10分という短い上演時間も、たった今まで目の前に突き出されてたどろりと濃い何かも、凝視した私の視線も、くしゃくしゃっとくるまれてしまった感じ。

「野田ってこんな話も書くのか、、、すごいな。。いつもの野田節と全然ちがうじゃんか」

て思って観てて、後で気付いたんだけど、原作は野田ではなく筒井康隆だった。




なんか、その辺のリサーチの忘れっぷりというか、鈍感になってる自分にけっこうショックを受けました。(笑)
チラシとかくまなく全てチェックするタイプだったんだけどなぁ・・・・ぼんやりしてるなぁ

登場人物に、完全に被害者な立場の女の人がいて、その女のとる行動の最初から最後までのいちいちが、女として理解できてしまい、ちょっとあせった。
昔だったらたぶん無理だ。頭でわかった気になろうとはしただろうけど。
ロンドンでも上演してきた作品で、ロンドンの演劇って今こんななのかって想像させる要素が多く、興味深い。


嬉しい人にたくさん会った

受付でチケット切ってたのは後輩。
場内で会ったのは、演出家の麻衣子と役者のまともくん。大学の同級生。大好きな二人。
まともくんなんて4年振りくらいだ。
大はしゃぎで、大騒ぎで、終演後にお茶をした。
こつこつと演劇界でがんばり続け、素晴らしい才能にさらに磨きをかけてきた仲間の名をあちらこちらで見かけるようになった。
ものすごく、嬉しいことだ。
演劇から離れた私は、仲間もふくめ全て
から離れてしまったような気持ちになっていたこともあったけれど
むしろ、今のほうが、それぞれの場所でがんばってる今のほうが、共に作品を創ったあのころよりも互いの存在を大きく近く感じてるのかもしれない。

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2007年6月26日 (火)

フランス女

この、なんだかフランス人みたい(?)な女は
私の10年来の親友、
中島桃果子

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She is Actress.
女優です。

 日芸の入試の時から、ずっといっしょ。
つまり、ライバルとして出会ったってわけだ。
とにかくキョウレツなエネルギーを発してる子で、

「この子とは絶対に友達にならないだろうな・・」

確信していたんだけど。
入学して間もないある休日、初めての一人暮らしでいそいそとお洗濯をする私の携帯に「お茶でもしなーい?」のTELが・・・
(うわぁぁ・・・・・どうしよう。。。私なるべく会話かわさないようにしていたのになぁ・・・・)


 びくびくしながらいやいや出掛けていって(笑)
そのまま所沢のケンタッキーで4時間、声がかれるまでおしゃべりが止まらなかった。





そうして今まで、結局一番長い時間をともにする友達になったのだから不思議。
東京に出てきてからの全て
、桃果子なしでは語れない。
このブログにも何度も登場することになるでしょう。
だから、先に皆様にご紹介しておきますね。

 友人でこんなにも心に愛情があふれている人を、私は他に知らない。
人に、芝居に、芸術に、家族に。
彼女の妹達(なんと4人姉妹の長女なの!)は幸せだろうなと思う。
彼女の両親も。
彼女の友人も。
彼女と仕事をする人も。
いつかできるであろう彼女の子供も。(私はやきもちを焼くかもしれない)
彼女の恋人も。(これにはやきもち焼かないなぁ・・相当のエネルギーがいりそうだもの・笑)


 脚本を書く、小説を書く、演出をする、写真を撮る、詩を書く、美術デザインをする、ART集団を創る。。etc
(Duwrite Mayホームページの写真は彼女の作品)
女優以外にこんなにも様々なことをできる人ってすごくないか?
そのうち映画監督もやるはずだ。
こいつは日本の
ソフィア・コッポラになると思う。

本人に言ったら笑って照れてたけどさ。ほんとに思う。


 この間、久し振りに一人でマックに行ってダブルチーズバーガーを食べたら
ピクルスが一気に5枚も入ってて驚いた。(昔は一枚じゃなかった?今ってそうなの??)
 学生時代しょっちゅうマックに行った。
桃果子はピクルスが嫌いで(食べ物の好ききらいが多いのだ)、すぐにつまんで捨てようとするので「じゃあちょうだい」っていつももらってたけど、あいつがこれを知ったらびっくりするだろうなぁ~って思ったら可笑しくなってしまった。



  正直私はあまり人付き合いのいいタイプじゃないと思う。

お酒弱いから、飲み歩いたり、自分からさそったりもめったにしないし。
買い物も映画も美術館もライブも劇場も本屋もカフェも、思いつきで一人で行くし。
(↑でもこれは私のまわりみんなそうかもな・・・)

子供の頃からの付き合いの長い友人でも、2年とか3年以上連絡を取り合わない時がある。
でも不思議なもんで、声を聞いたり、再会したとたんに時間を越える。
相手の心が広いのか、似たもの同士なのか、その両方か。
そんな友人に会うのは元気な時。心に余裕がある時。
互いにね。
会った時の笑顔や姿で、今どんな状態か大体想像がつくものだ。

楽しいよ。いやなこともあったよ、あるよ、でもなんか私いま笑ってるね。
だからまぁ少しはましってことね。

って感じか。

友達同士のまま別々の場所で大人になる、でも変わらない所は何も変わらない。
数年分のおしゃべりを一気にして、泣いたり笑ったりして、「またね!」って終電に乗る。(始発の時もあるかもね)
そういうことが、なんだか一番すごいことに思えるし、これからもそんな感じなんだろうと思う。

「おばちゃんになってもおばあちゃんになっても、こうやって遊ぼうよね!」
高校時代から繰り返したおしゃべりが、そうやって本当になっていくんだなー。



あと私は、いい年こいて片想いを信じている。
あ、でもこの場合、恋愛の上での片想いはちょっと置いときましょうか(笑)

「会いたい」とか、「好き」とか、

底の方で絶えずその想いが流れ続けていたら、きっと、必ず、届く。
相手が連絡の取れなくなってしまった友人であろうと、たとえば会ったこともない有名人であろうと。
めぐりめぐって届く。
もしも相手が、もう自分の事をすっかり忘れてしまっていたとしても、会って
「なーんだ、ずっともう一度会いたかったんだよ。元気だった?」って目を見て言えたら通じる。
生き方がいろいろで、心がいそがしいのはみんな一緒な気がする。



そう信じてるし、そう信じてなかったらこの広ーい世界を、高速な東京ジャパンを流れていくのはツラすぎるし。

そこが揺らがなければ、もし遠い外国で友達を作っても、別れる時にさびしいことはあれ悲しいことはないでしょう?
みたいなねー

桃果子の話からまーただらだらいっちゃったわ。
ほんとこのブログは文章が長い!
だから徐々に簡潔さを増すつもり!!


桃果子が主催し、私も参加しているART集団 ARTISTIC PANTIE
画家、デザイナー、女優、歌手、ピアニスト、カメラマン、フラワーアーティストなどなど
女性アーティストばかりが在籍している魅力的な集団です。要チェック!

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2007年6月23日 (土)

インフォキュリアスがね

 毎週土曜日にDuwrite Mayがライブをしている
麻布十番のバー・インフォキュリアス
が、東京メトロ各駅で配布されている
メトロミニッツに掲載されました。
 001_13 002_13 

003_10 ウィスキー、フォアローゼスの特集で、都内12ヶ所の素敵なバーが紹介されているのですが、その中の一つとしてかなりかっこよく載っています。

[ここで味わえる最高のつまみは、間違いなく”知的好奇心”です。
ダーツ、チェス、シガーに生ライブ。
壁面はギャラリースペースとして毎月アーティストに提供。
訪れる度新しい発見が潜んでいます。
「ここに来るといつもと違った”何か”が知れる。そんな場所でありたいんです」とは高橋さん。・・・・・]

だって!
お店の高橋さんが渋くかっこよく写っております。
しかも

「バーは、ヒトです」

という見出しのもとに。納得です。
本物はもっと渋くてかっこいいんだよ。
とても優しい男の人です。これまで何度さりげなく救っていただいたか知れません。。。。

インフォって隠れ家バー的な雰囲気があって近所の常連さんが多いんだけど、通りがかりに入る人もけっこう多くていい具合にラフなんだよね。
なんかこんな風に紙面にのるとうれしいもんですね。

 ミーハーな私のテンションを上げた要素が他にもあって ふふ
紹介されている12ヶ所のお店の中になんとJZ Brat(ジェージー ブラット)も入っているんだよん♪


うれしい、なんか、やっぱりうれしい
・・・ぅぅ、ごめんね、すごいミーハーで
だってうれしいんだもんやっぱり。「きゃっ」って思ったもん正直。クールなふりとかしないもんね。
はぁ・・・・・おし!がんばろうっと!

 フリーマガジンって沢山出てるけど、メトロミニッツがデザインも内容も一番きちんとしてるし楽しいから好き。
ぜひともDuwrite Mayで載りたいっっ!!のです。

Duwrite May

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2007年6月18日 (月)

秋の流れに

 あじさいって、雨のなかに咲いてこその花なんだなって、カラカラなこの土日に改めて思った。
埃っぽい空気の中ですこしカサついて、くるしそうにしているあじさいを何度も見かけた。

梅雨は、気候は、、どうなってしまうんだろうね。

 土曜日にインフォキュリアスで
waters of march(三月の水)を歌った。
信太郎くんが決めた曲順の1番目がこの曲だったので、雨乞いの気持ちもやや込めてみたけど、届かなかったかぁ


 高校生の頃にラジオで初めてイパネマの娘を聴いて、「もう一度ちゃんと聴いてみたいっ!」と思い
学校帰りにCD屋さんに通って、取り扱いの少ない(田舎だからさぁ・・)ボサノバCDのジャケットを見比べ吟味を重ね(イパネマの入ったCDが数枚あった、最後は勘で)、おこづかいを貯めてオムニバスアルバムを一枚買った。
わっくわくしながら聴いてみたら・・目当てのイパネマは外れた。
アーティスト名なんて何もわからず探したから、ラジオで聴いたのとは全然違う、やたらアレンジされた誰かのイパネマが入
ってて、ほんっとにがぁぁぁ~~ん・・て感じで脱力。

 でも、同じCDに
Aguas de Marco(秋の流れに)という曲が入ってて、すごく気に入った。
それまで聴いたこともないような不思議な曲だった。
何度も繰り返し聴いた。イパネマは飛ばした(笑)

Aguas de Marcoの英語版のタイトルがwaters of marchで、アントニオ・カルロス・ジョビンの作ったこの曲が、ボサノヴァの名曲中の名曲だって、数年後に知って私はけっこうがっかりしたのだ。
「なぁんだぁ・・私がひそかに見つけたとっておきの特別の曲だと思ってたのになぁ。。。。。。。。」

こういうことって、ありません?




ブラジルでは3月は秋なんだって。
夏の終わり、秋へと続く雨を歌った、ほんとうに雨のような曲

 秋の流れに なんて、素敵な邦題をつけるよなぁ。。


 
 この曲を演る時は
「あたたかい雨が、さらさらしとしとと、やわらかくずっと降りつづいていくようなイメージにしよう、もしかしたらもう止まないかもしれないような、でもそれでもいいような、そんな雨のイメージで」
などと信太郎くんと話したりする。

理想はね、そんな感じ。

でも実際は難しくって!
雨だって思ってんのに空梅雨みたいだったり(!)、水道水みたいになっちゃたり(!!)、途中でやんじゃったり(!!!)、する。

いやはや・・・・名曲ですものね。難曲。
長い詞をなんとか覚えた、でもそれは甘いポルトガル語詞ではなくやっと英語詞で、、、などと考えると悲しいけど、これって高校生の頃からの片想いだし、まだまだ片想い続けようっと。
おばあちゃんになって、お経となえるかと思いきや
waters of march歌ってたら素敵じゃん。
お経もとなえたいけど。


 実は私、今はこの曲歌うとなんだか楽しくなってきます。
降りつづく雨、っていうよりも、葉っぱや傘や地面に落ちて跳ね返るしずくみたいな気分(どんな?)。

しっとりと、けむるような雨なんてまだまだまだ程遠いわ!
かえるとお友達の雨のほうが自分に近いもんね(泣)

今年のあじさいがしっとりとあざやかに、濡れてくれますように。

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2007年6月12日 (火)

とろりとろり

 ちょうど昨夜で1週間。
なぜだか毎晩、眠る前にジョー・パスの「Blues For Fred」というソロアルバムを聴いてる。
タイトル通り、フレッド・アステアにまつわる曲ばかりが集められていて、ほぼ全曲が歌モノ
 ナイト・アンド・デイ
 ダンシング・イン・ザ・ダーク とか・・
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 片付けをしていて「あ、これ最近聴いてないなぁ」と思って聴き始めて毎晩になった。
私は音楽を「聴きながら眠る」ってことはあんまりしなくて、いつもは音をとめてから眠るんだけど
この1週間はなんかダメ
 聴いてるうちにとろとろ~とねむたくなってきて、横になって、「あ、やばいなぁ」と気付く頃にはもうつま先と指先から体が重たくなってきて動けなくなってる。
「もういいやぁ」と思っても耳だけは最後まで冴えてる、はずなのにいつの間にか すとん と落ちるように眠ってる。

こんなのが1週間も続くのなんて久し振りなので、
「よっぽど最近の自分の波長に合う何かがあるにちがいない・・」とか思う(笑)。
以前聴いた時は、地味なアルバムってイメージがあったのだけど。

 ジョー・パスは好き。
私にとってちょっと特別なギタリストだ。



 
 「クールでスタイリッシュで切れ味がシャープ」な物が私は好きだし、あこがれるけれど
自分がやりたい事、より自分に近しいと感じる物は
 「洒落ていてあったかみがある」物だと思う。それでいて「粋」だったなら最高だ。

「上海バンスキング」に感動するよりも前から、たぶん子供のころからそんな傾向があって
ジョー・パスが好きなのはその辺にも理由がある気がする。

「表現」の分野に関わってかれこれ10年にもなるっていうのに、私は伝えるって事がもう致命的に不得手で、無駄に言葉を散らしては相手を困惑させ苛立たせ・・そんな事をくりかえしてばかりいる。
それで落ち込むんだからかなりだめな方だと思う。
上に書いた「やりたい事」ってのも「で??」というギモンの集中攻撃を受けそうだ。


意思の疎通のためにがんばるけど、ある程度から先は変われない。
それは別の人格になろうとするようなものだって、10年たって今は、こんな場所で文字にできる。
みとめてくれる人にも出会えている。
私鈍感だからなかなか気付くのが
遅くて申し訳ないけど。

人は生活してるだけで、もう自分を表現してるんだなって今は思う。
「その表現してるものを一言で言い表わしてください」
っていわれたら、答えられる人もいっぱいいるだろうな。

でもそれが雲のような霧のような雰囲気のような、言葉にできない曖昧なものだった場合、それを守るために他の部分を少し強く丈夫にしておかなくちゃいけないんだなぁ。

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2007年6月10日 (日)

デュライトメイ Live at まほうの竜 6/1(金)

 012_5 最近あったことの一部

・麻布十番インフォキュリアスでの毎週土曜ライブ、常連さんにも、ちょっと久し振りの方にも会えてうれしかった。

・友達が働いてる六本木のバーにやっと遊びにいった。
いい空気の流れてるお店で、なんかうれしかった。

・その前にちょこっとだけ一人でミッドタウンを歩いてみた。平日の19時頃、人があまりいないことに驚く。
空間がたっぷりとってあるのがよい。暗くて見えなかったけど、中庭が素敵そう。
私がもしもお金持ちなら、スニーカー履いて買い物に来ようと思った。
ケーキの美しさにため息とよだれをこぼす。(だけ)

・「田紳有楽」(でんしんゆうらく)を読み終える。非常に面白かった。

・クリスタル・ケイがギターとデュオで「Boy Friend」を歌ってるのをテレビで観た。
すごくよかった!惹きこまれてしまった。彼女の歌、好きだ。彼女のスタイルも、好きだ。ホットパンツから伸びた脚が最高にセクシーだった。

・このブログを書いてる途中に急にパソコンの具合が悪くなる。(!!)
なおったので、今やっと続きを書いてます。。

まほうの竜でのライブからだいぶたってしまいました。
なのでその間にあった事をちょいと書いてみた。
他にもあるんだけど、それはまた別に書こうと思います。

  まほうの竜はお店がほんと素敵
ライブする空間、レストランとしてバーとして、居心地のいい場所だなって思う。
ステージから見てると、カウンターの上に点々と連なる橙色の小さなボールランプがかわいくてきれいで、私そればっかり見ながら歌ってしまう(笑) 005_10

でもね、もう一箇所好きな場所があって

お客様はご存知ないでしょう

それは、楽屋

地下にあるんです。

絨毯敷きの広い一部屋に大きなソファが三つ
テーブルが一台
壁には、オーナーの好みなのかな?灯台を描いた絵や海の写真なんかが様々な色の大きな額縁に入れられて、壁にかけてあったり、無造作に床においてあったり、何枚も何枚も
CDコンポが一台
ジャズのCDが数枚
姿見が一枚
ギターみたいな弦楽器が一台
カバーのかかったヴァイヴラフォン一台
パイプ椅子
グラスの並ぶ、大きな食器棚
巨大なワインクーラー2台
作りかけの看板
もう使ってない看板
沢山のリキュール
などなど・・・

 雑然としてるようで整理されてて、外国のようで、なんか、船底っぽい
舞台出身の私はどうしても、舞台裏にある「大道具置き場とたたき場」を思い出してしまうのよ。

そこで仕事をするのは大道具さん小道具さんなので、役者はあんまり入れないんだけどさ、たまに入れてもらうとなんともいえない独特の「何かが創り出されてる場」の空気ってのがあって、とってもいいんだなこれが。002_11



 そんな事考えながらソファにもたれてると居心地よくなっちゃって、私は楽屋を出難くなる(笑)




たまには本番前の写真も面白いんでは?と思いまして・・・・




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金曜日ながら、まったりとしたステージ
ゆっくり聴いていただきました。

・S
omeday my prince will come
・Love is here to stay
・翼
・If I were a bell
・Time after time
・帰り道(オリジナル)
・Twinkling Star(オリジナル)

接吻もやったのだけど、店長さんもオリジナル・ラブが好きだってステージ後に聞き、興奮してしまった。私のまわり、あまりいないんだもん、解散前のオリジナル・ラブが好きって人。
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→ウワサの写真です。
熊田しか写ってないの(笑!)
でもさ、相当素敵に撮って頂いてるので私はかーなりお気に入りですよ。はははー
3月出演時、カメラマンさんがいるなと気付いてたけど、こんなに素敵に写していただいてたとは!
いやぁ~わるいねぇ、信太郎くん(笑)

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すこしづつ、オリジナル曲が増えて行きそうです。
デュライトメイがオリジナルを沢山作ったらどんなものが並ぶのか、正直想像がつかないのですが、楽しみです。

ジャズを演奏し、ポップスも演奏するようになり、オリジナル曲までやるようになるなんて、なんて幸せなんだろうと思います。

いい曲をつくりたいと思います。

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2007年6月 2日 (土)

渡邊恭一とザ・スインガーズと

5月29日(火)の日記です。遅いね、もう6月です・・

  

   「渡邊恭一とザ・スインガーズ」 Live at 本郷三丁目・gout(ぐぅ)

 熊田千穂、ゲストボーカルで出演させていただきました。

昨年秋の新宿トラッドジャズフェスティバルに私が青木研くんとデュオで出演させてもらった時、恭一くんに一曲無理やり飛び入りしてもらったのが最初の共演だった。
 でも実はそれ以前から恭一くんの演奏は浅草某所にて何度か聴いていて
「面白い人だなぁ」と思ってた。

 初めて見た時(1年半くらい前かな?)、一見真面目でボクトツな学生さん風、チェックのシャツとか着てそうで、口下手で、話すときにあまり目を合わせてくれなそうな男の子って感じだった。
ベテランミュージシャンのステージに楽器1本を持って飛び入りに行く後姿は正直頼りなかったし、ステージに上がりスポットを浴びてる様子を見たらなんか不安で目が離せなかった。
(シツレーな話だね・笑)
でも私だけじゃない。若松店長と私は店に恭一くんが入ってきた時からほんとに「大丈夫かな?」って心配してたのだ。
初対面でも、話したことなくても、そんな気持ちにさせるムードだったの。得よね(笑)

それが、一度吹きだしたらそんな心配は吹っ飛んだ。
恭一くんにソロが回ってきた時、ステージと観客の温度が一瞬ほんとにぐっと上がった、
語弊があるかもしれないけど↓
ノリノリなのだ、イケイケなのだ、熱いのだ、
私と若松店長は思わず顔を見合わせた
「やるじゃん!!」
体を揺らしながら仕事に戻った。

いろんな活動の中に「浅草ジャズコンテスト優勝」という快挙もあったことを知り、なんだ心配してばかみたいーって思ったんだけどさぁ。

火曜日のgoutのステージでの演奏は、あの時と変わっていた。
ノリノリとかイケイケっていう表現はでてこないかんじ。

「ザ・スインガーズ」と銘打っているからには1930年代あたりの古いナンバーを主に演奏するんだけど、China Boyとか、私もすでに何度も聴いたことのある曲がぜんぜん違った感じに聴こえて
「あれ?この曲ってこんなにかっこよかったっけ??」
って思うことが何度もあった。
うん、ほんとかっこよかった。

Tenor Sax 渡邊恭一くん
Giutar 吉原聡くん
Base  小林航太郎くん
Drums 田村陽介くん


「エッジが効いてる」って表現が合うのかも。とがってるって言うよりも。
若い、なんて表現とはまったく異なって。
出番までの間、控え室でリズムを取りながらそんな事を考えたりして私がノリノリでした。

Photo_5

さて私、
「ビリー・ホリデーとレスター・ヤングな感じでやりたいんです」って電話かかってきた時は「ひぃぃぃぃ~~~大変なことになったよ・・・・・っっ」って思ったんだけど

・Foolin' Myself
・Since I Fell For You
・If Dreams Come True

なんかを選ばせてもらった。
Duwrite Mayでは取り上げないであろうナンバーだけど、熊田部門ではこういうの、好きなのだ。
「バンドで歌うほうが楽でしょう?」たまに言われるけど
そんなこと全然ない。
Duwrite Mayの時、私は自分とお客さん以外は信太郎くんのギターにのみ集中してればいい。
それがバンドになると、今回だと集中の対象が一気に3人増えるのでバランスが取れなくてやたらギターだけ聞いちゃったりして、バンドを「1つのサウンドとして」聞けるようになるのに時間がかかるのだ。


  バンドで歌うと普段信太郎くんがどれだけ大変なことをやってるかがよくわかる。
一人で、ギター1本で、4役いや5役くらいやってるんだから、
ほんと
ギター侍よねって感じだ。

今回の「渡邊恭一とザ・スインガーズ」
私にとって発見というか、気付いたことがあった。
歌ってる途中、肩に乗ってる重たいものがふぅ~っと後ろの方に流れていって、体から余分な力が抜けて、自分の声がやわらかく出ているのとバンドのサウンドが流れていくのを両方ともとても静かな気持ちで聴けた瞬間が何度かあったのだ。

そういう時って
「気持ちに乗った声」
というか
「声に乗った気持ち」
というか、それだけがふっと前にでていくだけで、
私はそのときすごく冷静に
「ああ、今私いい声がでているだろうな、この声ならもしかしてお客さんに届くかもしれない」
なんてどこかで思っている。
最近ずっともがいてる私には本当に救いというか、いい瞬間だった。
久し振りだった。
以前は知ってた気がする感覚だった。



多分

私は、「歌」という一役しか担っていないけれど、
歌う時には6つくらいの事を自分の中で同時進行させようとしているのだ、いつも。
その6つのこと(それ以上かもしれない)ってのは音楽やるときにどうしても必要な要素であって(あ~それすらも本当にそうなのかうたがわしくなるけれど)、ほんとうは無意識にそれができてるのが望ましい。
でも私にはできない。
だから、やろうやろうと意識する。
「歌う」ことをつづけてきて、素晴らしい音楽に、ミュージシャン達に出合ってきて、自分にできてないことがいかに多くあるかがわかってきて、あれもこれもやろうと意気込むうちに背負うので精一杯になっていたみたい。
がちがちになっていたみたい。
それを、私はこのメンバーに一瞬預けさせてもらったのかも。

あの感覚、
Duwrite Mayでも以前感じたことがあるし、
演劇やっていた頃にも、舞台の上で何度か感じた事がある。
貴重なの。
共通するんだと思う。
きっとおんなじものだと思う。

忘れてしまう前に感じることができてよかったと思う。


  
さてさてさて、写真だよ!
タイミング逃して吉原くんと田村くんの写真は撮れなかったんだけど、
この夜の 
Swingin' Guys 一部ご紹介!

本番前日に
「衣装はスーツで、ベストがあればベタァです。」と
全員にメールを送った恭一くん、ナイスです!
そういうの、ほんと大事☆


011_9 Photo_7

Base

014 016_1

ボーカルなのにカメラマンとしての写真しか残っていない私
またしてもっ!!!
歌ったんだよ!ほんとだよ!

くやしいから私だけ2枚のせるぜ
恭一くん撮ってくれてありがと
「カメラマンとして」といいつつカメラ、フタしたままだけどさ・・・・・・・・

でもでもワタクシ、宣言しますよ!

「カメラ復活」

気付いたのです。
自分の周りにいかに素敵なモデルが沢山いるかってことに!
撮らなきゃもったいない!!
デジカメだけじゃなく、フィルムの一眼レフ(写真のなかで私が持ってるやつ)もなるべく持ち歩くぞ!
ここに載せるのはデジカメの写真がメインになると思うけど。

今後私と接するミュージシャンの方、お客様、友人の方、その他、皆様ワタクシの下手なカメラの餌食(ヘッヘッヘッ・・)になる可能性がありますので、覚悟めされよ。

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