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2009年8月の8件の記事

2009年8月17日 (月)

つぎの季節

 ベビーカーに乗せられていた頃から、ここは私のさんぽみちです。
「おさんぽ行こうか」って、家族のだれかがいつも言いました。 

 さんぽは少人数でするものです。
まぁ二人。最高に多くて三人。

                                     

祖母と、母と、父と、弟と、犬と、ときには友だちと。                                        中学生以降はおもに一人で。                                                        

 早朝でも、午後でも、真夏のさなかでも、真夜中でも、雪の夜でも、気分がのればいつでも出かけました。
でも一番おおいのは、夕方のさんぽです。                                                         

                                                                      

 今でも実家に帰るたびに必ず一人、さんぽにでます。
こんな田舎でも、景色はすこしづつかわってます。                                     

8月16日のゆうやけ。
すでにすこし、 秋の色です。               
                                                                                                                     

Image1771_2                                                       

                            

                           

                     

                        

                   

                    

                    

                    

                    

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Image1881_2                                                      

                                             

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2009年8月16日 (日)

よりみち・2

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之は南瓜にして只の南瓜にアラズ                     

 オルゴールなのです。
                                 

                            

入ってる曲は                  「いつか王子さまが(Someday My Prince Will Come)」                  

                           

                            

                           

                            

                         

                        

素敵shine                                                     

 先日の沼津ライブの帰りによりみちした河口湖オルゴール館で、池野成秋さんにプレゼントしていただきました。
千穂ちゃんにはこれがよかろうということでcoldsweats01                              

                                                          

 とてもお気に入りです。                                            

                                                          

Image1371 忍野八海を歩く池野氏                

                              

                        

                            

                            

           

                              

                             

                             

                    

                               

                              

Image1362 夢みたいにきれいな水でした
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中島桃果子アンドacco情報

   中島ファン、accoファンの皆様お待たせいたしました!!

いや、知ってる方はもう知っている。
季刊誌なので(次号の発売予定は12月です!)もっと後になってからおもむろに宣伝しようかと思ってましたが、宣伝します!                                     
                                                           

 現在発売中のFeel Love(すごいタイトル!)で、中島が新連載「JUNE」を始めたのですが、その挿絵をわれらがaccoさんが描いています。
夢のコラボレーションですcrying
すごいことです!ものすごいんだってこれ!
中島とaccoの出会いがあって、そこに私も入れてもらってaccoにジャケットを描いてもらう運びになったり、中島が主宰してartistic pantieができたりしたわけですが、もっともコラボすべき二人が一番理想的な形で作品を作り世に出したわけです。
そしてそれは今後も連載として続いてゆき、ゆくゆくはまた一つの大きな形として示されていくわけで、ああ、私は大河の流れを想像せずにおれないのです。                    

                                                          

 一人くらい、こういう思い入れたっぷりの宣伝をしてしまう奴がいてもいいじゃない?bleah              

Cover_p_2                                    

                               

 

                                  

                                        

しかもこの本、中島を選出した江國香織さんと中島が同時に収録されています。
コーナーこそ別だけれど、こうやって絡み合っていくんだね。                            

                                 

                                  

       

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デジカメがこわれて、携帯カメラしかないのです。
これでゆるしてsweat01   
どうぞ皆様、涼しい本屋へ!              

                

  そして中島情報もう一つ!これすごいです!!!
なんとなんと、あの天下のAERAに中島が連載を始めました。
 
web AERAにて「クラムボンと猫」
サイトには中島のコメントが動画配信されています!!!
こっちはお家の
パソコンから見られるよ!見て見て!


早くあの表紙になってほしいなhappy01heart04

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2009年8月15日 (土)

やなかなつやすみ

 学生時代からアルバイトをしてた新宿歌舞伎町・名曲喫茶スカラ座で一緒だったゆかりん。
彼女が谷中に越したのは2年くらいまえ。          

 それまでご近所どうしだった私たちは、スカラ座が惜しまれながらなくなったあともちょいちょい行き来して、初台のタイカレー屋でごはんを食べたり、ゆかりんの部屋でパスタごちそうになったりして遊んでました。                                       

 人形作家である彼女は、当時演劇やめて悶々としてた私に自分の作品の写真撮影をさせてくれました。
「くまちゃんてカメラもってたよね?」と、軽い感じで話をしてくれたんだけど、表現することとか集中することに飢えてた私にとってその依頼はすごくすごく嬉しくて、めちゃめちゃ楽しい経験でした。
シャッターを切れば切るほど人形達に引き込まれて止まらなくなって、「ものすごいものを創るなこの人は」とそら恐ろしくすらなりました。       

                                                          

 「谷中に来るなら夏がいいよ。夏休みみたいな町だから」                         

                                                         

そう言われたので、先日夏休みルックで行ってまいりました、谷中。
            

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”ゆうやけだんだん”に佇むゆかりん 




















                              

                            

                             

Image1501_6 諏訪神社にもいきました。
(この写真じゃわかんないけど)
                

                                   

                

           

                                    

Image1521                                   

行列のできるめんちかつ
この日は空いてた。                       

                                   

                        

                                   

Image1551                    

暑い暑い日でしたsun
今年一番だった・・
sweat01              

                   

                

         

                 

                   

Image1601 夏休みルックwave                          

                                   

                          

                     

                                 

Image1561 Image1571                                 

                 

          

       

          

         

          

          

           

         

               

          

          

喫茶店でコーヒーフロートを飲みながらセクシーポスターにドキドキc(>ω<)ゞ        

 人様のお家を写真に撮るわけにもいかないので撮りませんでしたが、入り組んだ路地や、路地を埋めるようにひしめき合う家々の入口を飾る小さな草木花への細かい手のかけようは、ひとつひとつが作品みたいでした。
 ゆかりんも、古い一軒家にそれはそれは素敵に暮らしてました。
「大変なことも多いよぉ」
って言ってたけど、たしかにそうだろうなぁ。。会話なんかつつぬけになるだろうし。         

  音を出して暮らす私がこの町に住むのは難しいだろうなぁ。
でも寺町で静かだし、小さい森もあるし、銭湯もよさそうだし、商店街もにぎやかだし、お年寄りが元気だし、、
田舎育ちな私は、こういういかにも東京!な下町っぽさにあこがれますcatface         

       

Image1711_2 ポストカード買いました。                        

                                      

                                       

                                       

                                       

                                                    

                                         

                                       

 ゆかりん宅におじゃましたあと、夕方の町を散歩して、
私は田原町へ。
若松店長とともちゃんと一緒に、演劇集団・円の舞台を観に行くのです。
HUBで一緒に働いてる薬丸夏子ちゃんは円の役者さん。
なかなかチャンスがなかったけど、今回やっと行くことになりましたヽ(´▽`)/

 なんの前情報もなく行ったんですが、清水邦夫さんの作品だったのでさらにテンションが上がった!up

Bokurawaumare_2

「ぼくらは生まれ変わった木の葉のように」          

                                   

 面白かった。小難しくて、不条理なかんじ。
そこがとにかく演劇っぽくて、なつかしかった
描かれてる年代(1970年代)がじゃなくて、そこから立ち上る理屈っぽさが。
                                    

                                     

「昨日の芝居は不意に今日は真実になり、今日の真実は不意に明日うそになっていくわ・・。
突然失われていくあたしたち、突然変身していくあたしたち・・。」                              

                                   

  むかし、こういうセリフが大好きでした。意味もわからず。今もわかんないや
学生用に書かれた一時間上演できる作品なんだって。
やっくん(薬丸さん)は、勢力的に活動してる印象をうけてたので「この人の芝居いいんだろうなぁ」と漠然と想像してたんだけど、華があって、修行もしっかりしてる感じで、女優さんなんだなぁと感心してしまった。
これからもっともっと出て行くんだろうなぁ。                                

                                                         

 Image1641 終演後、ともちゃんおすすめのやきとり屋さんにて。料理にカメラを向けたら勝手に入ってきたお二人・・cancer                     

この組み合わせの写真
前もあったよなぁ                         

                            

                             

                             

                          

                           

 ともちゃんと別れて、新宿へ。
帰ると思いきやビールバーへ(飲めないのに行く私・・)

Image1661_2 Image1671                             

                            

                      

                   

                  

                  

                  

  ふけんこうメニューだなぁ・・・・sweat02
でも夏休みなのでよしとする。
もりだくさんな、楽しい一日でしたfuji                                

                                    

                                    

                                   

                                   

                                          

                                

                              

                            

                           

                            

                          

                           

                          

                           

                                  

                             






                             

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2009年8月11日 (火)

沼津のよる

 歌でいろんてな場所に行ってみたい、という願いが今年はかなってきています。
神戸、筑波、北浦和、そして今回は沼津に連れて行っていただけることになりました。
池野成秋カルテットin沼津。
ライブ写真は、パーティーなのでこっそり撮りですが(笑)

 出発前日にデジカメが壊れたため(泣)携帯でぽろぽろ撮った写真などを。。

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車中で梨をいただく・・∑(=゚ω゚=;)
                                                                                       

                                                                                               

                                                           

                                                       

                                                                               

                                                             

                                                         

                                                           

                                                 

                                                   

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日本もスタバだらけだなぁ・・・といいつつ昨日に続いて今日も寄ってしまう。
サービスエリアにスタバってけっこうあるんだなー
                  

                  

                                                   

                                           

                                            

                                           

                                          

                                          

                                          

                                                        

                                                        

                                                          

Image123                                                              

                                                                      

                                                               

                                                                                                                           

ホテルの部屋から富士山・・・ああ雲がっっっ                                     

                                                         

                                                      

                                                           

                                                           

                                                   

                                                        

                                                             

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こっそり撮り。
テナーサックス・田辺信男さん
ベース・大津昌弘さん
ドラム・坂田稔さん
ピアノ池野さんがどーしても私の位置から上手く撮れなかったsweat01

                                            

 こんなすごいカルテットでした。 

 楠堂浩己さんのドラムブギと、坂田稔さんのドラムブギはまったく違うけれどどちらもモノスゴクかっこいい。                           

こんなかっこいい日本のドラマーを、知らない人はたくさんいるんだろうな。もったいないな。    

私はといえば、本番は緊張を忘れて歌うことができました。                      

思い出のワルツやGuy is aGuy、昭和ナンバーも交えて、
幅広く選曲できるライブはやっぱり楽しい。                                                                                                     

                                                                          

 おつかれさまでしたぁとホテルに戻り、さて、眠いけど寝るのは惜しい。。
一人散歩に出ました。 
ここからは一人じかん。                                                            

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 ひとけの少ない沼津の街をうろうろ・・・・・・・・shoeshoe
・スタバに負けないくらい日本には銀座がいっぱい
・歩道の自転車に蔦がぐるぐるにからまってた

・かわいい看板
・なんとなくお腹がすいて入ったラーメン屋のテレビでのりぴーの出頭を知り(渋谷がたいへんなことになってる!)、思わずお客さんや店員さんと会話が始まってしまう。                                                           

                                                                             

 ぶらぶらしながらホテルに戻ってテレビをつけたらBS1「ヒバクシャからの手紙」になんと井上ひさしさんがコメンテーターで出てる!!!
かたやBS2ではジョージ・ベンソンのライブが!!!
うわ~~~どーしよー両方見なくては!BSっていいなぁ                                             

 結果、「ヒバクシャからの手紙」を見ることに決める。                                           

 昭和初期の歌をうたってることや、戦後の銀座を描いた舞台に出たこと、いくらか年をとって
身の回りに大切な人がたくさんいることに気付き始めたことなんかが影響しているのか、以前よりも戦争の事が気にかかる。もっともっと知っていなくてはいけないと思い始めてる。
もっともっと、おばあちゃんに聞けばよかった。
後悔しても遅い。                                                                    

                                                                   

 戦争中の話はあまり自分からしなかった私のおばあちゃん。
私が大学3年生の時に学校の中講堂でやった「花よりタンゴ」を観たあと、
 「ちほちゃんが最後に東京ブギウギを歌ったのを聞いたとき、昔のいろんなことを思い出したのよ。
戦争が終わって、ラジオからあの歌を聴いたとき、ほんとうに時代が変わったんだと思ったの。」
と、しずかに話してくれたことがずっと忘れられない。                                                     

 子供の頃、学校で、図書館で、戦争のことを沢山知った。
あの時に心にしみついた「怖い」という思いが大人になってもずっとずっと消えない。
つらい事ばかりをこれ以上知りたくないという気持ちがずーっとあった。                                                              

                                                                        

 でも、いつまでもそうじゃいけない。やっと心からそう思えるようになってきた。                                 

 
                                         

                                                    

    

                                                                        

 その後NHKにチャンネルを合わせて、驚愕!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ま、ま、松本隆さんが出ているではないですかっっ!?
私、松本隆さんの顔を見ることは一生ないような気がしていたの。
メディア、しかもテレビなんて出ることのない人だと思ってた。
(いや、むしろどこかで知りたくないという気持ちが私にあったのかもしれないけれど)
写真も見たことないのに、いきなりテレビなんて!! 

                                                                        

 初めて見る顔、姿、しぐさ、表情、声。
ベッドの上で使い慣れないリモコンを持ったままアワアワ、アワワワワ・・・アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!
この人が・・・
この人が・・・・・・
あの歌もあの歌もあの歌もあの歌もあの歌も・・・・・、書いたんだ。                                                                       

                                                                      

 好きな言葉は?      風

 きらいな言葉は?     ない。言葉は平等だと思ってるから。

 うんざりすることは?    詞を書くこと

 うれいしいのは?     孫がぼくの顔見て笑ったとき                                            

                                                                            

 照れながら答える松本隆さん。
そう、もうお孫さんのいらっしゃるような年齢なのに、どこかが「兄ちゃん」ぽい。
文系の学生、物静かなんだけどいつもなんとなくお洒落で、しずかにモテてしまうような。
不思議。
自然に年齢をのせているのに、どっか年齢と離れたとこにいるような印象。                                     

                                                                    

 しかもね、詩の朗読までしたんだよ!
「風をあつめて」を。
松本隆さんがだよ!!!                                                                  

                                                                         

 ベッドの上の私はモチをくわされた赤子も同然。 wobbly                                                   

                                                                        

                                                                   

佐野元春さんの番組だからだろうか・・・・
だから出演を了承したんだろうか・・        ぐるぐるぐるぐる、思いがめぐる。

佐野さんすごいです!ありがとうございますcryingcryingcrying                                               

                                                                         

 松本隆さんの書く詞は、いつだって特別です。                                                    

ああ、詞のすばらしさを言葉であらわそうとするなんてやぼだし無理だよ。                            

                                                                       

 うたってみたいな。                                                                 

                                                                    

濃い濃い濃い、沼津のよるでした。                                            

                                                                                                                 

                                                                            

                                                

 
 

                       

  

                                                       

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2009年8月10日 (月)

よりみち

 7日金曜日の北浦和ペントハウス。
いつもベースの加藤さんの車に一緒に積み込んでもらって出かけます。
乗り込んだとたんにどしゃ降りの雨!!

 でしたがこの日お店は満席。よかったよかったヽ(´▽`)/

 今回はギターの河野文彦くんと一緒でした。
思えばつくばSAVOY以来の共演です。つくばに、北浦和、私も河野くんも都内に住んでるのに、共演する場所は遠い所ばかりだということに帰りの車の中で気付きました。

 都内でもやりたいなぁ。
BAILEY’Sは楽しかったです。                                                           

 さて、ペントハウスに向かう道は何通りかあるんですが、以前車中から「スターバックス・ドライブイン」という看板を見つけて私が大騒ぎしていたのを加藤さんが覚えててくれました。
「今日の帰り、あの道走って寄ってあげる」と、行きの車で約束してくれたとおり、
Image120_2                                          

寄りましたーo(*^▽^*)o                             

 でも私、ドライブスルーとドライブインを間違えてたの。。。∑(゚∇゚|||)

                                       

 マックみたいに車の中から買えると思ってたのに・・                                               駐車場付きの一軒やスタバでした。                    

                                           

                                         

 でもいいや、なんか新鮮だしheart01というわけでコーヒーでおつかれ乾杯でしたflair
Image118                                                                

                                                    加藤人さん(bass)

                                                                         Image117

                                              

河野文彦くん(guitar)                                                       

                                                  

                                                 

                                                  

                                                  

                                                    

                                               

Image119 カフェモカにしてみました。(私)
ありがとございました。

明日は沼津です→

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2009年8月 6日 (木)

観劇デイズ.2

 シアターコクーンで上演された「桜姫」。
2作品。                                                                                  

6月
「桜姫」


380a2c97d92e807319246ca05f903821_2                                                    

 作・四世鶴屋南北の「桜姫」の現代版。
脚本・長塚圭史 / 演出・串田和美                                        

                                                       

 いろいろ置いといてうれしかったのが、笹野高史さんがトランペットを吹いて出てきたことcatface
 「上海バンスキング」でトランペット吹きのバクマツを演じてた笹野さん。
はっきりいって、笹野さんていま遅まきながらの大ブレイク中じゃない?
 舞台役者~~~な感じの笹野さんを急にテレビでよく見かけるようになったとき、私はすんごいうれしかったの。
 いまやバラエティにまで進出しているけど、私にとってはずーーっとバクマツなので(笑)                                           

初めて生で(私、上海バンスキングは映像でしか観たことがないのですweep)笹野さんがトランペット吹いてるの見たら、やっぱり感動しました。                                                                

 舞台はですね、物語を追いかけながらも「串田ワールド」を感じる度にくすぐったくうれしくflair
やっぱり串田さんがすきheart01                                                                       

 いいのかこんな感想で・・・・・sweat02
                                                                                   

しかし役者に関して言うならばやはり勘三郎さまなのです。                                            心の中で何度「勘三郎さまぁぁぁlovelyと叫んだことか。
                                                                                 

7月の歌舞伎版の「桜姫」も観るぞと心に決めて劇場をあとにしたんでした。                            

7月
コクーン歌舞伎「桜姫」


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 コクーン歌舞伎、気付けばもう第10弾なんですね。
「串田さんが演出して勘九郎が出る歌舞伎ー!?」
超ワクワクして最初に観に行ったのが2001年の三人吉三。
ラストの容赦ない雪のシーン、立ち続ける勘九郎を見て号泣したっけ。
「歌舞伎で泣くんだ」って初めて知って、そこから歌舞伎を観るようになった気がします。                                                                 

 いやぁコクーン歌舞伎だよ。やっぱコクーン歌舞伎は素晴らしい!                   

本来歌舞伎って、席に座って飲んだり食べたりしながら観るもので、東銀座の歌舞伎座の中には売店やレストランがいっぱいあってそれもまた楽しみの一つです。
                                                                                

 今回コクーンのロビーにいっぱい売店が設置してあってウケました。
だって6月に現代版・桜姫を観に来た時は入り口で「お客様・・」って止められて、手に持ってたアイスコーヒーを持ち込まないように注意されたのが、
7月になったら「場内持ち込みできますよー!おだんご、コーヒーいかがですかー!!」なんだもん(笑)
 天下のコクーンをこうまで動かすか!歌舞伎あっぱれ!(笑)                                      

                                                                         

 コクーン歌舞伎も中村座もそうだけど、なにがいいって、
歌舞伎役者達の洒落やいたずら心、茶目っ気を見せる隙や余裕を、舞台の上に持たせていることだと思う。
幼い頃から芸事、礼儀作法を完璧に叩き込まれ、粋をなにより大切にする世界で生きている役者達に、
舞台上で遊び心を見せる隙をより多く持たせたらどんなにかっこいいことが起きるか、想像するだけでドキドキしない?
っていうのを実現した部分もあるんじゃないかなあ。


                                                                     

たぶんだけど、ずっと観続けてきた歌舞伎ファンの観客にとってこそ、こういう舞台ってとても嬉しいのかも。




                          

                                               

                                               

 私は今回もやはり 「勘三郎さまぁぁぁlovely」 です。 
演劇ブランクを過ごすうちに、
 勘九郎は勘三郎になりました。
芝居が変わった気が、やはりしました。
ざっとしか読んでないけど「風姿花伝」を思いだしたりしました。

                                                                          

 勘三郎さんが演じる「情念」や「執念」て、どうしてあんなに切なく心にせまるんだろう。
悪役であっても二枚目であっても関係なく、勘三郎さんが自分の身に乗せる「想い」は生でビリビリとこちらの気持ちに届いてしまう。柳みたいにしなやかで、でも強い。
 やりきれないのに目が逸らせなくて、逸らせないでいるうちに涙が出てきてしまう。
                                                                              

おもわず勘三郎さんを「抱きしめたい!」と思ってしまう女性客は大勢いるはず。                                       
でもね、そう思わせるほどこちらの心のそばに迫ってくるのに、同時にとても近づけないような神々しさを発するんだよね。
もしも「こういう人をこそ役者というのです」って、誰かに講義されたら私、全力で謝るしかないよ。
特別な役者さんだと思う。
 リアルタイムでこんな人と生きてるってすごいことだと思う。
大ファンです。                                                                   

                                                                              

  一緒に行った友人が言っていて面白かったんだけど、
「桜姫ってビッチの中のビッチだよね」っていう感想。
なるほど、たしかにその見方あるよねdash

                                                                           

 16歳のある夜に夜這いをかけてきた顔もよく覚えていない男を忘れられない桜姫。
唯一覚えている、男がしていた刺青と同じものを密かに腕に刻み、
たった一度でできたその男の子供を内密に生み落とした。
17歳になったある日、親の決めた相手との婚約を断り、尼として出家しようとしていた姫は男と再会。
城を追放され男とどん底の放浪生活をさまよい、果ては娼婦にまで身を落とすという。。
その過程に見せる、周囲の男への振り回しぶりも非常に女っぽいし。
最終的にはまた姫の地位に戻るのってのもすごい。
                                                                           

四世鶴屋南北って、1800年代くらいに活躍している人なわけで・・・
すごいな江戸時代!!

                                                                                                

                                                                            

・・・・・・・・それにしても、
演劇ブランクを過ごすうちに、コクーン歌舞伎も中村座も何度も上演されたし、最近知ったんだけど野田版歌舞伎も知らないうちに2作品も上演されてました。

あ”~~~~~~~~cryingcryingcrying
もったいないことしたよう!
舞台は生モノなのに!!!!
              

                                       

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2009年8月 5日 (水)

観劇デイズ.1

 23歳からの演劇ブランクはとにかくまったくぽっかりと白紙で、
「演劇には近寄りたくない!という気持ちのかたまりが人になったのが私です。」みたいな感じだったんですが。
                                                                         

 昨年あたりからするするとそんな頑なさが解け、ときどき劇場に足を向けるようになり、そんな中「花よりタンゴ」出演が決まり、、、                                                                 

                                                                         

 そして気付けば今や結構芝居を観ている私です。                                                  

5月

「毛皮のマリー」

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 初めて大学をサボった理由は、「黒蜥蜴」を観たから、でした。
舞台上の美輪さんと、世界が圧倒的すぎて
田舎から出てきたばかりの演劇少女は翌日になっても熱が引かず、一日ベッドにもぐって脳内で再演していました。 
 舞台上の美輪さんがあんまり光って絶対的で、神様みたいだったという、当時から持ち続けてる私の正直な感想は、その後やってきたスピリチュアルブームのせいで今やうさんくさく響いてしまうかもしれないけど。        

                                                

あのときから一度「毛皮のマリー」を観たいと思ってました。                                                   

なかなか再演しなかったんです。
でも私の演劇ブランク期間の間に何度か再演してたみたい。あーあ。
                                                                          

   「黒蜥蜴」を観た時から10年以上経ってるのに、美輪さんは美輪さんでした。
嬉しかったです。
あの人は舞台の人。舞台役者をするための人だと私は思う。
テレビなんかも~っともっと手を抜いてよ、いや、遊びでおやりになってください。
 激動の時代を体ごと生きて、歴史を作って、戦友たちがどんどん天に召されてもなお、彼女は一人で残り、本物を伝える使命を生きてるんじゃないでしょうか。
 あれだけ大掛かりで豪華な舞台を持って全国をまわるなんて、年齢に触れたくないけどやっぱり尋常じゃないくらいすごい事だと思います。
強い強い信念があるからこそだと思う。彼女の思う本物をただ伝えたいし見せたいんじゃないかな。
テレビでしか美輪さんを観たことがない人には、信じられないような舞台だと思います。                                                

                                                                               

東京セレソンデラックス
「流れ星」


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 ひょんなきっかけで観ることになった舞台。
あふれんばかりのお花とぎっしり埋まった客席にびっくり。
とっても話題な劇団だそうですが、ぜんっぜん知りませんでした・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・shock
ああ・・・ブランク。
                                                      

 ひっさびさにベターっとしててわかりやすいお芝居を観たなー。
作・演出はそこに関してほんとに貫いていてるんだなぁ・・。
そして、売れてるんだなぁ・・。  
ああいうのが、満員になるのかぁ・・。
  
 ん~~~・・・・。面白くなかったぞ。                                                                    

                                                

                                                                         

                                                 

 内容云々より私が感じたのはね、
「ああ、私がいなくても演劇界はどんどん進んでいくんだなぁ」
ってこと。
人が聞いたらオイオイ!!┐(´д`)┌って感じですね。
でもそれがほんとに心からの素直な気持ちでさ。
 私、そういう気持ちで芝居やってたんだわぁって知ったの。「若かったなぁ」みたいなとらえ方は簡単だけど、そうもできず。 
はずかしくもあり、さびしくもあり。
観劇中も帰り道も、私へんなカオしてたかもなぁ。
 新宿三丁目の日本再生酒場で仲間と立ち飲みして帰った、演劇っぽい日でありました。                                  

                                                                          

                                                                       

                
                                                      

7月

「Le Parfum」

池袋シアターグリーンにて。


 映画にもなった小説を舞台にしていました。
演出家は田中麻衣子。大学の同期です。
 私が常に作品や動向を気にしている演出家っていまやこの人のみかもしれない。
心から愛し尊敬している串田和美さんの舞台や情報、見逃してるもの(笑)
愛してるのにねぇ。
                                                                         

 この人の作る舞台作品はいつも完璧に近いくらい美しいんだけど、よーくよーく目をこらして細部まで見ると、ほんの端っこが一箇所だけぴりっと破ってあったりして本当に完璧には作っていない
という気がします。
常に「もっと上」を見ているとこがあって、その見上げる力の強さが現在を完璧にさせないという感じか。                                                                           

 だから追っかけてるほうも、もっと言ってしまえば舞台にのってる役者にとってもキリがないわけで、負けずギライな性分を持つ私なんかはさらに待ったり追ったりしてしまうんだけど。
                                                                                    

なんでもそうだけどさ、つくったそばからもっと上が見えるからなんだろうね。
あの演出家に見えてる「もっと上」を私も観たい!!!と毎回思わせるとこが、力だなぁ。
                                                                       

                                                                

来年夏、長野県松本市で「罪と罰」を演出する彼女を私はまた追いかけるわけです。
                                                        

  

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