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2012年10月の3件の記事

2012年10月 6日 (土)

神戸にいます

神戸ジャズストリート 昨晩の前夜祭がにぎやかに終わり、いま一日目の昼のプログラムを終了しました。 これから懇親会があり、後にホテルラウンジでのセッションとなります。 詳しくは後ほど改めてアップしますが、いまちょっと空き時間があったのでホテルそばの喫茶店にはいってみてびっくり! アイスカフェオレがデカすぎる!普通のグラスの三杯分くらいある、、 1349514100322.jpg 今、比較対象になる物がうなぎパイくらいしかないのです手元に 伝わらないっっくやしい! うなぎパイはあっこにもらいました。 差し入れありがとう! 今年もあっこが大阪から来てくれたのです。 1349514103631.jpg 飲んでるとことってみた 全然伝わらない!!くやしい どんぶりとも違う、花瓶みたいな感じ そういえば去年、このお店の前を通った時に「ここのコーヒーはとっても大きいんだよー」って教わった気がする、、思い出してきました。 コーヒーを出された瞬間の私の顔を見てウェイターさんが「あ、残して大丈夫なんですよー」と慌てて言ってくれましたが、やれるだけがんばります。

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2012年10月 5日 (金)

明日から、神戸ジャズストリート

第31回目の神戸ジャズストリートが明日(今日)から始まります。
神戸ジャズストリートの発案・企画・主導者であり司会もする、つまりすべてを創りひっぱってこられた末廣光夫さんが9月の終わりにお亡くなりになりました。
末廣さんについてのニュース

このブログで私がわぁわぁ騒いできてきましたが、昨年はとうとう出演を果たすことのできた神戸ジャズストリート。
最初に呼んでいただいたのはまず昨年の
沢の鶴コンサートでした。
何通もお手紙をいただきやりとりをさせていただいていたのですが、どの手紙にも必ず

「神戸にお越しの際はぜひ、モダンガールの装いで。そうして舶来ソングを唄えば神戸のみなさん大変よろこびますぞ」

と書いてありました。
ジャズソングを歌う私を面白がってくださり、ご自身が以前上演した「神戸ジャズ物語」(笹野さんが出演しているんだよ!もちろんトランペットあり!)のチラシや関連原稿(なんと末廣さん直筆の生原稿でした。お手数ですが読んだら送り返してくださいとあり、急いでコピーを取りお送りしました)を送って見せてくださいました。

 よしそれならばぜひモガろうと、衣装や飾りを駆け回って探したのが去年夏。
モガの装いで沢の鶴さんを訪れると末廣さんは大層喜ばれ、
「来月10月の神戸ジャズストリートでも同じ格好をすること!」
と言ってくださいました。
翌月、言いつけ通り私が同じ格好で舞台そでに控えているとにこにこしながらやってきて私を改めて見てうなずき
「うん。いい帽子だ。」
とおっしゃり、その直後のステージでは司会のマイク片手にファッションショーよろしく唄う前の私をくるりと一回転させ「神戸とモダンガール」についてお客様にお話をされたのでした。
末廣さんの言葉通り、モガスタイルはジャズソングを歌うムードを高め、沢山のお客様に私を覚えてもらうのにとても効果的だったのでした。
それ以来東京で歌う時にも私は時折モガスタイルをするようになりました。

 今から2週間前、私は末廣さんに褒めてもらったまさにあの恰好で撮影をしていました。
夜になり撮影メンバーと近所のバーでお疲れ様の乾杯をしたまさにその時、携帯に訃報を受けました。
唐突すぎて信じられませんでしたが、そんな誤報があるわけもなく。
本番2週間前。
せめて、第30回目をお祝いした昨年に次ぐ31回目となる今年の神戸ジャズが終わるまで待ってもらえなかっただろうかと、思っています。
9月最初のころにお電話で話したときは相変わらずの張りある大きな声だったのに、と思ってしまいます。
お手紙を今年も何度もいただきました。

正直、神戸に行ってみないと信じられないというか、実感があまりありません。
末廣さんと出会ってからたった二年の私。
実際お会いした回数は数えられるほどです。
今年31回目となる神戸ジャズストリートをともにされてきた神戸のみなさんのお気持ちがいまどんなものか。
ただ、たぶん、これだけは言えるのが、
末廣さん不在の今年の神戸ジャズストリートは特別なものになると思います。
今年も末廣さんが作ったプログラム、企画、末廣さん各国から集めた音楽家たち。
出演者もスタッフの皆さんも、毎年のように足を運んでいらっしゃるお客様も、前夜祭を含めた3日間の間、皆が心のどこかで何度も何度も末廣さんを思うでしょう。
たとえ言葉にしなくても。

末廣さんと知り合いでなくとも、末廣光夫氏というプロデューサーの存在を感じると思います。
今年の神戸ジャズストリートは、同じ一人の人間の事を皆がどこかで思い、感じているジャズストリートです。
それは目に見えない一体感を音楽にも生み出すのではないかなと思います。
そうしたら、初めて訪れる人にとってもそれは特別なジャズストリートになるのではないでしょうか。

 私の今年の出番は昨年よりも多く、しかも、どの出演枠の紹介にも末廣さんの文章で「モボ・モガ・舶来」という言葉が使われています。
きっと「今年も神戸ジャズストリートに舶来ジャズソングを歌うモダンガールの出し物を!」と考えられてのことなのではないかなと思います。
お客様を楽しませることをいつも考えてらした末廣さん。
ご期待に添えるよう思いきりモガってこようと思います。
神戸でお会いしましょう!

(注・浅井カヨさんがつぶやいておられたのですが「モガう」という言葉を「逆らう」という意味で使う地方があるのだそうです。おそらく偶然とはいえまさにモダンガールの真髄をつくような意味だなあと驚いたものです。
しかし今回の私の「モガる」は逆らうって意味じゃないですよ( ̄▽ ̄))

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2012年10月 1日 (月)

日比谷公会堂アーカイヴカフェでCD販売始まりました☆

このブログにも何度も書かせていただいてる日比谷公会堂アーカイヴカフェ
その昔チケット売り場やクロークがありロビーとして使われた場所が現在、そのままカフェとして開放されているのです。
店内には最高級クラスの蓄音器が鎮座し、店長の山田さんが珈琲を淹れてはお客さんの様子を見てレコードを選び、一枚一枚に針を落とすという静かなようで忙しい業務を一人できりもりしています。

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ここにある大量のSP盤は山田さんが主にネットで仕入れたものや、このカフェに心酔したお客様から提供されたもの。
山田さん、決してSP盤マニアでもなんでもなく、むしろ何にも知らないわからないという状態で「歴史ある日比谷公会堂の1階にオープンする豪華蓄音器で音楽を聴かせるカフェ」の店長になったそうで
「SP盤が集まったのはいいとしてとにかくそれを扱う僕がこういう物も音楽も何もわからなかったので・・」
という状態だったそうです。
実際今もすごく熱心に勉強されていて、昔から公会堂に音楽を聴きにきていた年配の方や蓄音器に詳しいお客さんなんかにお話をきいたりご自分でも古本屋やレコード屋や、もちろんシェルマンにも足しげく通ってらっしゃいます。
そしてどんどんハマっていってます(笑)
じわり、じわりとファンを増やしているカフェと山田さん。

そんなアーカイヴカフェでジャズソングとクラシックCDの販売が始まり
(CD販売ができるようになるまでは山田さんのなみなみならぬ苦労があったわけなんですが)
私のCD「Sing Me A Song」も販売されています。

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わかるかな?瀬川昌久先生監修の川畑文子のシリーズや「ハタノ・オーケストラ」のCDと一緒に並んでいます。
そして蓄音器の「シェルマン」さんが出しているクラシックアルバムシリーズも!

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毛利さんの書籍も日比谷公会堂の年表や貴重な資料とともに

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「知れば知るほど、ここがものすごい場所なんだってことがわかるんですよ。沢山の人に知られるべき事がぜんぜん知られていないんですね。。」
おだやかな口調で山田さんは会う度に私にそう話してくれます。
そう、日比谷公会堂は日本の音楽の殿堂なんですよね。
瀬川先生のお話にも、本の中にも「日比谷公会堂」の名はとかく登場します。
クラシック、ジャズ、ポピュラー、演歌など音楽だけでなく、ファッションや文化や生活に根付いたものまであらゆる企画や公演が1929年(昭和4年)当時よりここから発信されていたんだなってことがこのカフェにある資料を見るとわかります。

「熊田さんのCDを聴いてジャズソングってこういう音楽なんだと知って、そしたらここにあるSP盤の中に熊田さんのCDで覚えた曲が実はたくさんあることに気付いて『あ、この曲あれじゃん』てなるんですよ。そこからジャズソングを知っていったから、僕にはこのCDが入門なんです」
そう言ってもらってすごく嬉しかったです。
だってそれって私が上海バンスキングの吉田日出子さんの唄で知った「貴方とならば」を辿って行って川畑文子に行きついたのとまったく同じ流れなんだもの。
私をきっかけにだれかがそれをやったなんて、そんなに嬉しいことないよ!
しかもこんな素敵な場所で。

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CD光っちゃったけど

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川畑文子さまと



私が初めてカフェを訪れたのは、というか見つけたのは昨年日比谷公会堂ビッグバンドフェスティバルの帰り道。
楽屋口を出て衣装や荷物を入れたカートをゴロゴロ引いて帰路に着こうとしてふと目に入ったカフェの看板には「昭和4年から時はゆ​ったりと流れ今もなお​豊かな記憶がここにあ​る」という誘い文句が。。

「む、匂う!!」

察知した私はすぐさまゴロゴロそこに入っていったのですが、時間は18時すぎ、店内は閑散と閉店ムード。。ですがとにかく建築が本物ですから素晴しい雰囲気。
どうやら公会堂の昔の公演パンフレットが展示してあるし、奥にはなんと蓄音器らしきものがあるじゃんかー!!ひゃー!私の嗅覚は確かだった!



店員さんとおぼしき男性が一人、(つまりその人が山田さんだったのですが)気になることをいきなり聞いてみました。
「あの、、すみません今日はもうおしまいですよね?また来たいのですがこちらのカフェは常設でしょうか?それとも企画展なのでしょうか?」
そう、こういうレトロ物ってしかも公の場にあるものってとかく期間限定が多いんですよね。
せっかく良いものなのに2週間でおしまいとかさ、よくあるんだよね。
ステキ!と思っただけに、おりしも夏休み時期だしなぁとそれがすごく気になったのです。


すると店員さん(つまり山田さん)
「以前期間限定の企画で同じカフェをやったんですが、もう一度やろうと言う事で今年また始めたんです。なのでもうしばらくはできると思います。」と。


ほっとした私は
「そうなんですか!よかった、じゃあまた来まーす!」と再びゴロゴロとカートを引いて日比谷からタクシーに乗ったのでした。
実は移動で急いでいたのです(A;´・ω・)アセアセ


あらためてカフェをゆっくり訪れたのは長袖を着る季節になってから。
お店に入るとあの時の店員さん(つまり山田さん)がいて、目があった途端に「ああ」という感じで笑ってくださったので「うわ、覚えてるんだ」と嬉しいやら恥ずかしいやら。
ここであったかいカフェオレを飲み、蓄音器から流れる音色を聴き、山田さんといろんなお話をしたのでした。
そこから時折ここに来るようになり、ここには毛利眞人さんだろう!と毛利さんともご一緒したり、とにかく特別な場所となっていきました。

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毛利さんとの一コマ
訪れた際にはこの蓄音器でぜひ一曲聴いてみて!!!
リクエストも可能!(だよね?山田さん)


カフェといいつつ外国産ビールの品ぞろえが豊かです。

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けだるく撮ってみました。
文化の一端を発信する場所として、また多くの人に愛される空間として(ほんとうにここは落ち着くのです)日比谷公会堂アーカイヴカフェがこれからもここにあってくれることを切に祈るのです。
これから公園散策に銀ブラにちょうどいい季節、ぜひ足をのばして珈琲と蓄音器から流れる音楽を楽しんでいただきたいです。
私もまた行くよー!

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