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2014年1月 2日 (木)

<昭和オンガク博覧会>昭和音楽ハイカラ・クロニクル

<昭和オンガク博覧会>昭和音楽ハイカラ・クロニクル
~お話と演奏で振り返る昭和音楽~

評論家・瀬川昌久とピアニスト・秋満義孝の二人が昭和流行歌の系譜を紐解き、お洒落だったあの頃を振り返ります。
さらにスイングジャズの雄・花岡詠二が加わり演奏で昭和を追想。音楽で振り返る昭和史です。

 待ちに待っていたこの企画。
あの十字屋さんがこんな素晴らしい企画を考えてくださいました。
出演できて本当にうれしいです。

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戦前・戦中・戦後と瀬川先生のお話にそって音楽の流れを追っていくという企画。
私はこういうちょっとお勉強会的な要素のある企画、大好きです。
ヒット曲であればあるほど時代を超えてしまうので、
名曲が大量に生まれたこの頃の音楽って時系列がめちゃくちゃに感じられるのですが、
順を追って、時代背景も少し追って、そういうふうにちゃんと順番を正しく並べてみると、じつにすっきりといろんなことが見えてくるものです。
当時の人の気持ちもなんとなく想像できて、よりその曲の位置というか、価値というか、、、、そう、よりその曲を近くに感じて好きになったりします。


 1回だけしかできていませんが、私がノンシャラン音楽教室をやったのもそういう気持ちからでした。

今回は、瀬川先生と秋満さんと花岡さんと、それで会場が十字屋さんだもん。
もう100パーセントでしょ
無敵でしょ!

私、こういうことやりたかったの!!!
私の場合は戦前に特化しましたが、こちらはもっとひろく大きな流れを追います。

そして今回の企画はライブだけではなく、実際のSPからとった当時の音源も聞かせるというものでした、それも素晴しいところの一つです。
今の人が今の感覚で再現して聞かせるのってもちろんいいのですが、それだけじゃちょっと面白くない。
当時の音や感覚を聞いて、比べてみて初めておもしろさがある。
こういう企画やるなら両方聞いてもらいたいのです、やっぱり。
(さすが瀬川先生!そういうことですよねー
happy02そうそう!! と、リハ時に一人で感動)

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だからすごくうれしかったです。
瀬川先生が全てのお話をしてくださるので私達楽隊はその曲紹介があるたびに楽隊に徹します。
そのシステムもよかったなぁ。無駄なMCはいらないの。
正直な感想ですが、瀬川先生はとっても張り切っておられましたよ!
瀬川先生はジャズ全般相当広く手掛けていらっしゃるわけですが、幼い頃に実際に聞いて成長とともに追いかけたこの時代の音楽をやはりとても好きでいらっしゃる。
それが伝わってきます。


第一部 戦前編
ダンスホールとジャズソングの流行(昭和3~15年)

 アラビヤの唄、月光価千金、ルイーズ、セントルイスブルース、、、
外国音楽が日本に入ってきた流れ、当時のスター歌手たちの横顔、お話と一緒に紡がれる音楽は秋満さんのピアノに花岡さんのクラリネットで
私はここでしなくていつするんだ、モガスタイルです。

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自撮り、わかりにく、、どうしよ、、、と思っていたら

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お写真いただきました。これは何を歌ってるときだろ、すごいカオだなー


戦中ジャズ禁止と軽音楽の流行(昭和16~20年)

こちらは、秋満さんのソロピアノで紹介されました。
アメリカの音楽が軒並み否定された時代、多く聞かれたドイツの音楽。
実はお客さんで来ていた大学生の女の子に聞いて知ったのですが
ここで秋満さんが弾かれた映画「会議は踊る」のテーマ曲“唯一度だけ”は、
映画「風立ちぬ」で主人公・堀越二郎が軽井沢のホテルで過ごす際にレストランで演奏されていた曲です。

「会議は踊る Der Kongress Tanzt.」
http://www.youtube.com/watch?v=RLKxktLucrI
私は映画観ていたのにちっとも気づいていなかったよ。
後で秋満さん達にその話をしてみたら「確かにそうかもしれないね、あの映画は時代的にぴったりだものね」と言っていました。

 秋満さんのピアノ、あの深みはなんなのでしょうね。
一音一音が琥珀みたい。


第二部 戦後編
アメリカンヒットソングと服部良一のブギ

面白いもので、時代が近づいてくるに従って秋満さんと花岡さんが張り切りだすという(笑

当然と言えば当然かもしれませんが、あんなに何でも演奏できる方たちにももちろん、より自分の好きな「スウィング」の時代があって、やっぱりその音楽こそが「ゴキゲン!」なのですね。

瀬川先生のお話を聞きながら舞台裏で待つ間、最年長の秋満さんが
「さあ、今度は戦後だから、やりやすくなるぞ。」
と言ったのを聞いて花岡さんが横顔だけで「フフッ」と笑った後にクラリネットの上で指を動かしてたシーン、素敵でした。



 私、そういういいシーンを結構見ることができてるんだよね。
いろんな場所で。とても幸せだと思う。


 しかしそんなかっこいい二人の横で、時代が近づくにつれ気楽になるどころか緊張し始める私ってなんなのさcoldsweats01
戦前音楽の方に親しんでる、本日の出演者最年少です。どうも。

ドリーム、ウィスパリング、、、花岡さんのロマンティックでリリカルなスウィングに会場が揺れます。
ちなみに今回の企画、瀬川先生のご指示により私は歌わない時もずっとステージ上・ピアノ横に用意された椅子に座って待つのです。
当時のバンド専属シンガーがそうしていたように。
これには瀬川先生絶対のこだわりがありますのです。

 歌はセンチメンタル・ジャーニー、アゲイン、、ドリス・デイの黄金ナンバーです。
そして戦後日本にとどろいた名曲といえば、笠置シズ子・東京ブギウギ!
踊り出すお客様もいらっしゃいましたねーhappy01
どうもありがとうございました!

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衣装も戦後テイストに変え!
「衣装変えするの?」って驚かれたけれど、戦後の曲をモガスタイルで歌うなんて考えただけでも無理だよー

 満席のお客様でした。
いろんな方が曲に合わせて口ずさんでいるのが見えました。最高だなって思いました。
戦前~戦後にかけて、たくさんの名曲が生まれたけれど、
激動の時代それぞれの音楽に共通するのは「だれもが口ずさめる」ということ。
英語の歌でも日本語の歌でも、ドイツ語の歌だって同じ。
ハミングで鼻歌できる。
それが何より、イイよねと思うのです。

着替えがあったため、今回一人でバタバタしていたいつもの私の舞台裏

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十字屋さんが用意してくださったお部屋、シャンデリアがすてき、さすが~

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上に写ってるのは私のもう一つの髪・・・

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バタバタすぎてこんなん撮れてた

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 ブログ書くまでに間があいちゃったので、ささっと書こうと思ったのにやはり長めになってしましました。


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