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2017年5月の3件の記事

2017年5月24日 (水)

ベルリン・日記

2017.3.16
12:45羽田空港からミュンヘン→ベルリン
昨日は真夜中過ぎまで荷造りをしていたけれど、その間ずっとむーみんと麻衣子から代わる代わるにLINEが届いた。
「これは持った?」
「あれを持ってくといいよ」
「大丈夫だと思うけど、旅行保険入ってるよね?安いのでいいから入っておいて」
学生の頃、私はしょっちゅう海外に一人旅とかするようになるだろうなと自分のことを予想していて、わりと確実にそうなるだろうと思っていたのに何故かぜんぜんそうならなかった。
(そしてそのことを大きなやりそこないに感じてきた。一人で外国にすら行ってないつまんないやつ。)

あまりそういう事をしなそうだったむーみんがしょっちゅう一人で海外へ旅するようになり、すごくそういう事をしそうだった麻衣子は想像以上にハードな一人旅を重ねに重ねて、、、38歳の今、初めて外国へ一人旅に出る私には最強の「旅の師匠」が二人もいるという状況だ。


「なにかあったらいつでも連絡して。時差なんて気にしないで。」

二人とはそれぞれ別のタイムラインでLINEをやりとりしていたけれど、最後には同じメッセージが届いた。

こんなに恵まれた一人旅、ちょっとないよなあ。

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ミュンヘン空港は巨大。電車が行き交ってる。
手荷物検査があまりにゆっくり行われるのをおかしいなと思いながらも従ってゲートに着いたら、乗るはずの飛行機はすでに締め切っていた。
「大丈夫です、1時間後の便に変更しますね。」
ルフトハンザのスタッフの仕事のあまりのよどみのなさに、私の「飛行機乗れなかった」ショックはひとけのないソファで宙ぶらりんに浮いた。
うん、急がないし。何も心配ないし、大丈夫。


ミュンヘン、今回の旅では乗り継ぎするだけの空港だけど
ここはECMの本拠地のある街なんだよなあ。
-ECMrecord "The Most Beautiful Sound Next To Silence(「沈黙の次に美しい音」)"を掲げるジャズレーベル。キース・ジャレットとかが所属しています。-
後で上山くんに「ミュンヘンについてECMに思いを馳せる旅って・・」て言われたけれども(笑)

そもそもこれはマックスラ―ベ&パラストオーケストラを聴きに行くための、そのためだけといって正解の音楽の旅ですから。(* ̄ー ̄*)
ドイツって正直言ってマックスラ―ベを知るまで興味なかったし、今回も彼らが毎年一ヶ月公演をするという理由でベルリンを最重要目的地にしているけれど
クラシックに限らず音楽に貪欲な国だなあと思う。

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22:20頃
ベルリン・テーゲル空港着
タクシーでホテルまで25分くらい。ベルリンの夜はとても静か。
チェックインして、近くのスーパーで水を買ってこの日は就寝。
着いた、ベルリン。

2017.3.17
朝。この日だけはホテルの朝食を付けた。
多分、毎朝街を歩くうちに見つけるカフェでパンとコーヒーにする方が安上がりで楽しそうだから。

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しかし一人旅らしきテーブルってないねぇと思っていたらむーみんから電話が掛かってきた。
「どう?ベルリンは」
「この後街に出るよ、夜はすっごく静かだった。ねぇ私これまでアメリカ圏の国に行くことが多かったから外国って“やたらスマイル”と思ってたけどヨーロッパって全然ちがうのね!」
「あ、うん、ヨーロッパってそうだよ」
「もう出発するの?」
「うんもうすぐ搭乗する」
彼女は今羽田にいて、これから友人の結婚式に参列するために妹たちとサンディエゴに行く。
同時期に、私は西へ彼女は東へ、不思議。

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外に出るとここはまさにベルリン。
曇り空に枝を伸ばす街路樹、石畳とアスファルト(なのに土を感じる)、少ない色彩、
高層ビルはなくて、空気は冷たく、どこか淋しい。

でも、なぜ私は“まさにベルリン”なんて感じられるくらいに
「ベルリンイメージ」をすでに持ってるんだっけ?

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下生えには春が来てる。クロッカスかな。

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カイザー・ヴィルヘルム教会
なんか、壊れてるけど。。と思ったらこれは空襲で破壊されたのをそのままに残しているのだと中に入ってみて知る。
事前勉強をほとんどしないでこの国に来てしまったので
街を歩いていて感じる足首にまとわりつくようなある種の空気の重さの理由をだんだんと知りたくなってきて、ホテルにいる間はだいたいiphoneでベルリンの歴史について調べていた。
気になることにはすべて理由があって、このままだと旅の間に両手でも持ち切れないくらいの荷物をもってしまいそうな気がする。

ほどほどのところでUターンというのができなくてどこまでも歩く。
街のほぼ真ん中にティーアガルデンという公園というか巨大な森があって、ここは王様の狩猟場だったのだそう。
この森の中に今は大きな池も船の走る河も動物園も水族館もある。
地図でみるとちょうど森の真ん中あたりに戦勝記念塔があるはずなんだけど、うっそうとそたエリアに入り込んでしまってぜんぜん見当がつかない。
どんどん寒くなるし、困ったな、、と思った途端に森を抜けた。
目の前に

戦勝記念塔・シ―ゲスゾイレ

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「ベルリン・天使の詩」が大好きな私にはこれは感動的だった。
女神が曇り空の下でこんなにピカピカと光ってるとは思わなかった。
あの肩に、天使がいたんだ。

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肩には乗れないまでも、足もとまでは登ってみた。

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どんどん強くなる風、雨も交じってきた。
ティーアガルデンをまっすぐに抜ける道路、どんよりと重い空、なんてさびしい眺め!(笑)
もう、笑っちゃうくらい、さびしい(笑)
でもこういうさびしさがこんなにしっくりくる街ってなかなかないんじゃないのか。
ヴェンダースが撮った世界がそのままこの街にあると思える。
この街の、図書館に、アパートの一室に、ライブハウスに、サーカス小屋の中に
孤独な心の終わらない呟きと、慣れることのない苦悩とともにたんたんと日々を生きる人々がいて、
真冬のロングコートとくたびれた革靴を身に付けた人の目には見えない天使がそこに寄り添っているんじゃないかと思える。ここから眺めていると。

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再び森を抜けて戻る途中あまりに唐突にマイケル・ジャクソンの追悼メッセージで溢れた一本の白樺の木があった。
ミュンヘンへ向かう飛行機の中、やめておこうと何度も思ったのに結局「This Is It」を観てしまった。中学1年生の時からマイケル・ジャクソンが大好きでいまだに亡くなったことをうまく受け入れられてない私にはあの映画はどんな角度から観ようとしても消化不可能なんだ。
公開当時はいてもたってもいられなくて結局観てしまったけど、あれを作って公開した人たちに感謝していいんだか怨むべきなんだか、よくわかんないのだ。

ほら、やめとけばいいのに観るから、今回もやっぱりこういう気持ちになったじゃん、、、、と思いながら昨日は最後の機内食を食べたんだった。

でも、音楽の旅だから舞い込んできたこれも何かだ。
やってきてくれたんだ。
白樺を支える横木に、ボールペンでメッセージを書き込んだ。

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動物園を通り過ぎる時、ゾウ達が見えた。
ほんとに、なんでもかんでもさびしいねぇ。
さびしくて、心地がいいね。

メインイベントはさっそく今夜に。

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街中に彼らの気配を探して歩く。

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ピンクマルティーニも来るんだ。
素敵な人は日本になかなか来ないなぁ。

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今夜の為の着替え。
寒いけど、これで行く。
理由はこちらの記事をご覧ください。 m(_ _)m

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初めての電車に乗ってフリードリヒ・シュトラーセ駅に着くと

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ホームからもうアドミラル・パラストが見えて思わず声が出てしまって、急ぎ足の人たちに振り返られた。
マックス・ラ―ベ&パラストオーケストラは世界をツアーして回っているのだけど
ほぼ毎年ここで一ヶ月公演をする。
どうせ聴くなら、観るならば、本拠地ドイツの劇場でじっくり一ヶ月公演をするその姿を見たいと思って、だから私はずっとここに来たかった。

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門をくぐると中庭があってその奥に劇場入り口。
早く来すぎて開いてなかったです。

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東ベルリンを歩いてみる。
私が滞在してる西ベルリンからここは電車で20分くらいだけど、街の印象がまるで変わるのが面白い。
西側では見ることのなかった気がする電線が印象的。

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1つの大きな街の中で壁を隔て、東と西で異なる生活が送られた時代があったんだ。
その壁はたった30年ほど前まで存在してた。

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川沿いのホテルではクマが仕事をしてました。
ベルリンには東西問わずクマがたくさんいる。

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日が暮れて来て

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劇場に灯りがともる

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公演間近の舞台ポスター
こういうメルケルさんいじりの作品はけっこう多かった。
日本だとかなりドキっとする事だけど、この国はそのハードルは低いみたい。

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私、ロビーで客席で浮くこと浮くこと。
でも、気にしないhappy01

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この夜と翌々日の夜の二回、公演を観に行きました。
バックステージに行き彼らと実際に会う事が出来たのは二度目の夜。
そのことについてとステージの感想についてはこちらの記事にまとめてあります。
マックス・ラ―ベ&パラストオーケストラを聴きにベルリンへ旅をしました。

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放心状態の帰りの電車内にて。

2017.3.18
起きてなお放心状態(時差ボケのせいもあるかもしれない)。
今日はエンゲルのコンサートを聴きに行く。
夕方、エンゲルのお友達がホテルまで迎えに来てくれるまで西ベルリンを歩いてみようと
昨日と反対の電車に乗ってマーケットへ。
雨なので開いてるか心配だったけど、開いてた!
大きなマーケットではないけど、手作りのお菓子屋さんや料理の屋台が沢山並んでる。

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これでもかと積み上げられた花はほとんどがチューリップで、ここってヨーロッパなんだなと思う。

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一度は食べてみてと言われてたカリ―・ヴルスト。
ソーセージ、ケチャップ、カレー粉っていうシンプルさ。
出来立てのあったかいのを外で食べればもうなんでも美味しい。

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これ、名前のつけようがないけど美味しかった。
おそらく移民だと思われる人がやってるエスニックな屋台がいろいろあって、そういうお店の料理は野菜をたくさん使ってる。
ベルリン3日目でとにかく野菜を求めてた私にはかなり嬉しいランチだった。

雨が上がったので、街を好きなだけ歩いた。
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デヴィッド・ボウイを大好きな店主がやってると思われる、これは薬屋さん。

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老舗高級デパート・カ―デ―ヴェー

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ここに5泊。ホテルにどんどん馴染んで安心できる拠点になっていく。
のんびりしていたら意外とあわただしく約束の時間になり、
エンゲルのお友達夫妻が迎えに来てくれた。
「初めてのベルリンをゆっくり見て」と奥様が助手席を譲ってくれて、
ベルリン市街地から少し離れた今夜の会場へドライブ。
ベルリンは、街の真ん中にも大きな森があるけれど街自体も森に囲まれている。
「ここまで壁があったのよ」
と言われて驚く。
こんな深い森の中にまで容赦なく高い壁を立てて人も文化も隔ててたなんて。
単純で恐ろしい考えじゃないだろうか。

。。

会場に到着して皆と再会。
満席のお客様を前に始まったステージはすごくホットで
きちんと整理されている中に伸びやかな自由があった。

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エンゲルと神戸ジャズストリートで出会ったのはもう7年も前。それから毎年ご一緒する機会をいただいてるけど、彼のフィールドでの演奏は日本で聴くのとはまた別の音と表情。

ピアノのパオロやトランペットのデューク、ドラムのベルナルドの演奏もこれまで神戸で聴いていたけど、あらためてじっくり聴けた。

ニッキ・パロットの男前な演奏と丁寧な甘い歌声も素敵。
ダンのトロンボーンのワルい感じとドライヴにシビれた。

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紳士で気取らずとても優しいエンゲルの、特にステージ上での振舞いの徹底しすぎるくらいの上品さに私は昨年あたりからようやっと気付いた気がする。共演者に対する尊敬と敬意を大仰でなく慎んで払う彼がステージに表してるのは膨大な要素から超厳選したものだけなんだなと。

彼がオーガナイズするステージだったからこそよくわかり、そのストイックさにおののいた。

観客は一曲ごとに集中して聴いては盛り上がり、じっくり加熱して言って最後はスタンディングオベーション鳴り止まず。

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隣の席になった超チャーミングなご夫妻とは、奥様と私とのライブ中のテンションの高さがあまりに同じで、おそらくそのことを全身で感じていた奥様から休憩時間に突然ひしっと手を握られて仲良しに。
びっくりしたけどとても嬉しかった。
オレンジ色の髪がとても綺麗で、その髪にニットの色がぴったり合っていて素敵ねと言ったら
「これは彼女の手編みなんだよ」
旦那様が誇らしげに教えてくれた。

ほんの短い時間だったけど、このライブを毎年楽しみにしてるの!っていう話から始まって可愛がっていた猫の話や大切な妹さんの話、その妹さんとは壁に隔てられて会えなかった時期があったことまでも、色んな話を聞かせてくれた。
別れ際にはたくさんキスをしてくれて、ほんとうに可愛らしいご夫婦だった。

地元の人と話すと“that wall”“bad wall”という単語が普通に会話に交じってくることがある。
壁の気配は跡地にだけでなく人々の日々のなかにまだまだ存在してるんだと感じる。
たった30年前のことだもの、当たり前だよなと思う。

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私をエスコートしてくれたJorgenさんと。
お洒落な奥様、Ironaの写真を撮り忘れてしまったのだけど、「私のこと忘れないようにおくるわネ」とあとでちゃんと送ってくださった。ラベンダー畑の中で笑う二人の写真。
オールドジャズを愛する優しいご夫婦だった。

2017.3.19
am4:00に目が覚める。完全に時差ボケ。

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朝日を見ようとベランダに出た後、どうやってもドアが閉まらなくなった。
寒すぎる。。。フロントに伝えて、ドアにはメッセージを貼って
予定より早めに外出。
今夜もマックスラ―ベを聴きに行く予定。
日曜日なので、昼間は蚤の市をいくつかめぐろう。

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まずはティーア・ガルデン駅そばの蚤の市。
電車にも乗りなれてきた。
フードトラックで売っていたホットチョコレートとクロワッサン。
なんとこの旅で一番美味しいクロワッサンだった。
パン屋さんで買ったのよりおいしかったな。

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欲しい食器がありすぎて、困る。食器なんて買ってしまったら、このあとケルンもスペインも行くのに。。。。
一通り眺めて、一旦がまんして、また電車に乗って次はフリードリヒ・シュトラーセ駅へ。

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ブランデンブルク門

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二ベアミュージアムの入り口にも、クマ

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新しくなり続ける東ベルリン

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運河を辿ると

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大きな中州がそのまま「博物館の島」となっていていくつかの有名な美術館・博物館とベルリン大聖堂がある。
今回は上陸せずに対岸で開かれている蚤の市(日曜日はあらゆる場所で開催される)へ。
美術品よりも、私は蚤の市に出てくるような人々の日々の中から出てくる骨董品みたいなものが見たかった。
写真は撮れなかったけど蚤の市が開かれるエリアのそばのビルの中にアンティークジュエリーの素晴らしいお店があって、1910年代~のジュエリーや装飾品を山ほど見ることができた。
1910~1920年代ってやっぱり世界的に文化が沸騰して頂点に達した時期の一つだったんだなと思う。
日々の中で愛でられていた品々を見て、この国もやっぱりそうなんだと確信した。
人間を超えちゃったり超えかけちゃったりした人々が世界中に同時期に沢山いて、それが普通になってた時期なんじゃないかな。
その時代に生まれたものに私もマックスラ―ベ&パラストオーケストラも惹かれていて、そして今を生きているという意味で全く同じだと思う。

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博物館島の蚤の市はたいして盛り上がってなかったので、市電に乗って
マウアー・パークへ。ここの蚤の市は巨大と聞いて。

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極寒の中、このファンクバンドがめちゃくちゃハッピーに盛り上がっていた。
いいバンドだったなー

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雨!

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広すぎて回れないほどのお店の数。

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強烈に可愛い食器達が雨ざらしに。。。。
もう我慢できずにお皿を数枚買ってしまった。
雨ざらし割引してくれた。
このそばに住んでいたらきっと食器ばかり買ってしまうだろうなあ。

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この日は本当に寒くて、お店をやってる人たちも
「冬が戻ってきちゃったよね!」と言い合ってた。
おかげでグリューワインがものすごく美味しい。

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お店ごとに味がちがうということでここでもカリ―ヴルストを食べてみる。
ポテトが山ほどついてきた。
この国の食べ物って基本てきに冬に照準が合っているんだなあ。
寒い時においしいものばかりだな。

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アップルシュトゥル―デル
これも冬のお菓子。ジャズの歌詞によく登場するケーキ。

面白いお店だらけで、ガラクタの中から指輪やブローチを探すのも楽しくて
気付けばすっかり夕方。
ちょっと急いでホテルに戻る。

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ふたたび、アドミラル・パラスト

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バックステージに上がり、みなさんに会えた、夜。
詳細は別の記事にまとめています。
マックス・ラ―ベ&パラストオーケストラを聴きにベルリンへ旅をしました。

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帰り道はなんだか心が定まらず。ぐらぐらした。

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飲むんじゃないの?ふつうこんな凄いことがあった夜は。
と思って買ったはいいけど、ほとんど飲めずに寝おちていました。。
2017.3.20
起きられないことはなはだしく(たぶんかなり時差ボケがきている、あと連日とにかく歩きすぎ。あの角まで、あの先までっていうふうにどこまでも歩いてしまうので毎日筋肉痛)夕方までホテルにいた。

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ベルリンでやるべき事は果たした。
想像を超えて果たした。
あとひとつやっておくべき事は、うたタネ♪の仕込み。

というわけでクマ子素材の撮影をする。
帽子と衣装は持参している。

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アンニュイ大人クマ子ver.

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帽子時代の元気クマ子ver.

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帽子ver.のまま、ホテル隣のカリスマベーカリーへ。

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こういう写真が後々役に立つのがうたタネ♪

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撮影に協力してくれたカリスマベーカリーのマダム。

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ベルリンの働く仲間たちと写真を撮る。

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ベルリンには劇場が沢山ある。
これはコメディをメインに上演するシアター。

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大きなポスターになっている俳優達、

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沢山の演目、誰も、どれも、知らないけれど
こうやって表現をしながら生きている人が世界中にいるんだと知って嬉しくなる。
東京、ニューヨーク、ベルリン、ロンドン、上海、、世界中に
今夜のいまこの瞬間舞台に立って生きている人が数え切れないほど沢山いるんだな。

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元気があったら芝居を観たかったし、もったいない気もするけれど、
ベルリン最後の夜はゆっくりホテルで過ごすことにする。
明日はケルンへ移動。
2017.3.21
ベルリンにいるうちにやらねばならないことがあと1つ。
きのう帽子ver.クマ子の姿で行ったカリスマベーカリーで
アンニュイver.クマ子の写真を同じ構図で撮る。
これは多分、後で役立つ素材になる可能性が高い気がする。

なので朝食はここで。
今日はカリスママダムはいらっしゃらず、カリスマ店員さんがいました。

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今日はまた晴れて、青空になりそう。
冬と春とをいったりきたりしながら春になっていくのは日本と同じ。

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着替えずに、クマ子のままテーゲル空港からケルン・ボン空港へと出発しました。

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2017年5月15日 (月)

マックスラーベ&パラストオーケストラを聴きにベルリンへ旅をしました。

3月の旅の目的はただ一つ。
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ベルリンへMax Raabe&Palast Orchestraを聴きに行くことでした。彼らの存在を知ったのは5年前、岡本章生&ゲイスターズで歌わせていただいてた時にリーダーの岡本さんが「これ好きなんじゃないか?」と教えてくださったのがきっかけです。
以来、世界を巡っても来日の機会は少ない彼らのステージを生で聴きたいとずっと思い続けてました。

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念願のチケットはベルリンから私の手元にたった2日で届き、驚いた私がチケットの写真を添付してツイートしたことでマックスラーべ公式が私の存在に気付きサイトまでも見てくれて、モガスタイルをした私の写真をピックアップして「今度この人が日本から来てくれます!」と彼らのSNS等にアップしてくれるという思いがけない展開をもたらしてくれました。
出国前にそのことを書いた記事はこちら
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その後連絡を取り合い(未だ信じられない!)ベルリンではバックステージに上げてもらいご本人達に直接挨拶させていただくという機会を得ました。
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生で聴く彼らのステージは非の打ち所がない美しさとエンターテイメント性を両立していて、選曲・演出・メッセージ、すべての点に置いて私が“熊田千穂とキラ星カルテット”でやりたかったことの最高峰がありました。
「素晴らしい」という言葉じゃぜんぜん足りない!!
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同じ大学でクラシックを学んでいたメンバーで30年以上活動している13人編成のオーケストラ。1910年代からのアメリカのジャズとドイツ音楽、シャンソンや時にブリトニー・スピアーズ等のポップスなんかも網羅し音楽的にも演出的にも常にチャレンジング。
全員が音楽的にも演技やパフォーマンスの面でもソロを張れるエンターテイナーであり、その演奏は緻密ながら圧倒的にパワフル、そしてとにかく洗練されていてお洒落(2年毎に発表される彼らのツアーイメージのヴィジュアルが私は心から楽しみ)という
並べると不可能に思える事ごとのバランスを見事に捉えて具現化している人達だと私は思います。
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以前、
「落としたら壊れそうな(そして俺らの音楽にはそれがないよね・笑)」と彼らの音楽の繊細さを言葉にしてたのは青木研さんで、その一言に集約したのって流石だよなと当時も思ってましたが実際生で観て聴くと
メンバーそれぞれの技術と長年に渡る結びつきから生まれる頑丈さ、自分達の愛する“現代音楽シーンにおいて決してメジャーとは言えない音楽”をエンターテイメントとして確立させ続ける為に表に見えてこない沢山の事も含めた全てに喜びを持って取り組むという覚悟がとっくに生きるスタイルになっている
しなやかな強さがありました。
そして同時に彼らの表現には確かに「ガラス細工のような繊細さ」もあるんです。
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もう、、奇跡みたいなんだけど、
人間の肉体と感性が作っているものなんだよね。
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13人で30年以上その姿勢を保ち、更新もし続けるってどんなに大変なことだろうと思ってしまう。
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「君は役者もやっていたんだよね?そして僕らと同じような音楽をやっているんだね」
私とずっと連絡を取り合ってくれたピアノのIanさんがまず最初に聞いてくれました。
「そうです、でも今はあの音楽のバンドはやっていなくて」
拙い英語で少しだけ状況について伝えると1を言って100分かってもらえる感じで
色々なお話を聞かせてくださいました。
そんな事は初めてで、解放されるような気持ちと同時に力も根性もない自分が情けなくなる思いもありました。
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消化に時間がかかって
「インスタに写真をアップする」と彼らと約束したのにこんなに遅くなってしまいました。
(インスタとFBとブログにこの記事は載せています)
そしてまだ消化の途中です。
今回の出来事は何かの形になってきっと出てくると思う。
出て来て欲しいと切に思っています。
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どこを調べても出てこなくて私がとても知りたかったこと
「定期的に更新されるヴィジュアルイメージは誰が考えてるの?外部からデザイナーを入れてるの?」
これについても答えてくれました。 「僕らはとてもデモクラティックなオーケストラなんだ、だから皆で話し合って決めてるよ。」
会話の中に何度も「デモクラティック」という言葉が出てきたのは印象的でした。
13人もの人間で「民主的に」テーマやイメージを考えてあのブレなさ!!!
しかもクオリティは毎回高くなっている感じがします。
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マックスラーべ&パラストオーケストラはこれからがさらに旬というか、ますます輝く時期に入って行くんだろうと思います。
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ああ!一緒にツアーに付いて歩きたい!せめて一ヶ月でいいから!!!
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今回のベルリンへの旅に向けて起こった全ての流れに感謝しかないです。IanさんMaxさん皆さん本当にありがとう。
きっと形にしたい。
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写真はMax Raabe氏とIan Wekwerth氏と共に。シャッターを押して下さったのはゼネラルマネージャーの方、畏れ多いね。
すぐ分かってもらうべく彼らが選んでくれた写真と同じモガスタイルで劇場へいきました。
(2度行ったんですが2度とも同じ格好で)
客席でめっちゃ浮いてたけど!
でも、彼らは喜んでくれた。嬉しかったです(泣)
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#maxraabeundpalastorchester
#maxraabe

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2017年5月 2日 (火)

5月スケジュール☆

■2017年5月12日(金関内bar bar bar
花岡さんの豪華なバンドと共演します!

花岡詠二 スヰング・ショッツ
花岡詠二clarinet
武田 将vibraphone
山本 琢piano
加藤 人bass
籠利達郎drums
熊田千穂vocal
19:30スタート
MC\3200
■2017年5月13日(土)新宿・春の楽しいジャズ祭り2017 
13:30~14:10Relaxin’Space
益田英生セクステット
益田英生cl
小森信明tp
上山実pf
吉原聡gt
渡部拓実bs
竹内武ds
ゲスト・熊田千穂vo


15:00~15:40Cozy Corner
熊田千穂&上山実カルテット
熊田千穂vo
上山実pf
益田英生cl
長谷川光gt
矢野伸行bs

チケットは・・・前売3,000円 当日3,500円
新宿区民割引2,700円(前売当日ともに)
新宿区民割引は、新宿文化センター、新宿コズミックセンター、新宿歴史博物館のみの取り扱いです。
高校生以下無料(入場の際に学生証をご提示ください)
チケット販売・お問合せ
ジャズ祭り事務局 03-3341-5009/090-1430-5115
新宿文化センター窓口販売および電話予約 1階案内所
 03-3350-1141
※9:00~19:00 毎月第2火曜日休館

■2017年5月17日(水)柏
パーティー演奏




chick40年に渡り銘木家具工房を営む私の実家、熊田木材工芸の(遅れて来た)看板娘をしております。
「熊田木材工芸プロジェクト」略して「クマモク」の進行を随時お伝えする新ブログ
始まりました!

このプロジェクトのリーダーは私でなく、親友である小説家、中島桃果子が努めています。
コミュニケーション能力とプロデュース能力に長けた彼女が代表の位置に立ってくれることで熊田木材工芸の実の娘である私はより効果的な動きができると思っています。


ブログも二人が投稿してゆきますので、プロの文章と私の文章が同時にアップされて行きます。
私と中島の組み合わせによる新たな企画の一つとしても、皆様に楽しんで覗いてもらえたら嬉しいです。

cloverブログタイトルとサブタイトルにご注目!

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熊田木材工芸『木のまにまに』ー遅れてきた看板娘の商い下手な日々ー 

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